シベリアに行ってきました!(シベリア研修旅行報告)

文化史学科研究室です。

毎年夏季休暇中に開催される文化史学特別演習(海外研修旅行)、事前学習会の様子でもお伝えしてきましたように、今年の行き先はシベリアでした。

中見先生(国際関係思想)と井上先生(宗教史)の引率のもと、30名の学生が参加しました。

シベリア研修旅行に参加した学生から研修の様子が届きましたのでご紹介いたします!
(写真をクリックすると拡大して見ることができます)


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こんにちは。清泉女子大学 文化史学科2年生です。
文化史学科では、821()から28()まで「文化史学特別演習」として、30名の学生が先生2の引率のもと、シベリア研修旅行に行ってきました。
私たちは、ロシアの極東部分に位置するハバロフスク・ウラジオストクへ行き、教会・美術館・博物館など市内観光をしてきました。
ロシアは、日本と歴史的にみてたいへん繋がりのある国なので、市内を見るとどこか日本らしさもあり、興味深いところでした。
一日目は、成田国際空港からハバロフスク空港へと行き、夜は、市内のレストランで食事をしました。
二日目は、ホテルの隣にあるウスペンスキー教会、スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂を見学しました。またその後、在ハバロフスク総領事館にてレクチャー聴講をし、アムール川ミニクルーズをしました。

左から順に…
ウスペンスキー教会
ハバロフスク郷土資料館
在ハバロフスク
アムール川クルーズ

三日目は、ハバロフスク郊外にあるシカチ・アリャン村を観光しました。そこでナナイ人の民族舞踊や博物館をみました。
         左:シカチ・アリャン村
右:民族博物館に展示してあったナナイ人が結婚式で着用する衣装


四日目は、市内にある極東博物館・極東ロシア軍官区歴史博物館へ訪れました。昼食をとった後、ディナモ公園や旧日本人街散策をしました。夜には、市内にあるハバロフスクの駅へ向かい、シベリア鉄道オケアン号に乗ってウラジオストクへと向かいました。

極東ロシア軍管区歴史博物館

五日目の朝にウラジオストクに到着してから市内のレストランで朝食を済ませ、ポクロフスキー大聖堂、与謝野晶子歌碑、浦潮本願寺跡、聖母カトリック教会、聖パーヴェル・ルテール教会の順に見学しました。この日は特に日本とロシアの繋がりを感じました。

左:ウラジオストク駅
中央:ポクロフスキー教会
右:浦潮本願寺石碑



六日目は、要塞博物館へ行きました。本来の見学予定では入ってなかったのですが、先生方のサプライズで、マリンスキー劇場 沿海州ステージで行われた『サルタン皇帝』を観ました。

マリンスキー劇場沿海州ステージ『サルタン皇帝』



七日目は、市内にあるロシア柔道発祥の地の他、ニコライ凱旋門、アンドレイ教会に行きました。また最後に、マトリョ-シカの看板が目印のお土産店に寄り、みんなたくさんのお土産をここで買いました。


                     レストランから見たウラジオストク市内           



最終日の八日目は、ウラジオストクの空港に行く前に、マルタとマリア女子修道院を見学し、修道院の敷地内の畑で栽培されている野菜や植物を見たりしました。


マルタとマリア女子修道院



日本人のなかでロシアという国はどのような国なのかイメージしにくいと思われますが、今回の研修旅行を通して、独自の文化・歴史があり、他民族の文化も尊重する国際的な国だと感じました。そしてまた、この研修旅行で新しく友達ができたり、元々知っている友達とはさらに仲が深まったりと、いい思い出がたくさん詰まった経験でした。




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