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8月, 2023の投稿を表示しています

文化史学特別演習―イタリア研修旅行ー イタリア語を学ぼう!

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 文化史学科研究室です。 8月18日(金)、文化史学特別演習―イタリア研修旅行―の最終説明会およびイタリア語講座が開催されました。 最終説明会では旅行社の方から当日の集合場所や旅行の準備、現地での注意事項などについて説明を受けました。 また、質疑応答もあり、参加学生さんたちも気になることを質問していました。 9月4日の出発まであと少し、忘れ物がないように準備しましょう。 そして、研修旅行で訪れる国の言語を学ぶ!という初めての試み、特別ゲストのMireille Rasamolea先生によるイタリア語講座が開催されました。 1時間という短い時間ではありましたが、挨拶、数字の数え方、カフェでの注文方法などをロールプレイをしながら学びました。 ちょっとでも現地の言葉を知っていると安心できるのではないでしょうか。 今日、学んだイタリア語を使って、現地のカフェで素敵なティータイムを過ごしてくださいね!

夏のオープンキャンパス! 次回は9月18日です!!

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 文化史学科研究室です。 今年の夏も清泉女子大学では「夏のオープンキャンパス」が開催されています。 夏は各学科の学生たちが作成した学科独自の展示を見ることができます。 また、在学生から色々な話を聞けるチャンスもあります。 次回のオープンキャンパスは9月18日。 ぜひ、文化史学科の展示を見にいらしてください! オープンキャンパス 7月23日の様子 オープンキャンパス 8月5日の様子 文化史学科の魅力をお伝えする展示の数々! ちょっとだけご紹介いたします!! 1.文化史学科の教員紹介 専任教員10名の紹介です。文化史学会生が先生方にインタビューし、その様子をまとめ、展示しています。 先生方をイメージしたポスターを学会生が作成しました。ぜひ、見比べてみてください! 2.文化史学特別演習 夏の海外研修旅行について展示しています。 今年の夏はイタリアへ行きます。事前学習会のポスター発表時に学生が作成したポスターを紹介しています。 大学での学びに触れることができます! (ポスター発表の様子はこちら  https://seisenbunkashi.blogspot.com/2023/07/blog-post_87.html ) 3.文化史学会・文化史学科共催講演会紹介 毎年秋に文化史学会と文化史学科が共催で開催している講演会について紹介しています。 講師の先生を決めるのも、講演会のポスターを作成するのも学生たちです。 ポスターを見ると、文化史学科の幅広い学びについて知ることができると思います! 速報!今年度の講演会 日時:12月1日(金)13:40~15:25 テーマ:古代メソポタミア文明と文化財の保護に関して 講師:西山伸一氏(中部大学 人間力創成教育院教授) 詳細は決まり次第、大学公式Webサイトよりご案内いたします! 4.新入生合宿 文化史学科では、 文化史学科を知る! 新入生同士はもちろん、上級生や先生との交流を深める! 履修の相談、確認をする! という目的のもと、1泊2日で新入生合宿をおこなっています。 今年度は横浜・鎌倉で合宿をおこないました。 (新入生合宿の様子はこちら  https://seisenbunkashi.blogspot.com/2023/05/blog-post.html ) 2024年度は山梨県で新入生合宿をおこなう予定です! 5.大学生の

文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」⑤

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文化史学科研究室です。 文化史学科を卒業した先輩に 「現在のお仕事」 と、 「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」 をインタビューしました。 大学院へ進学した理由 山本勉先生(日本美術史)のゼミに入ってから、もっと勉強したいなと思いました。このまま卒業しちゃうのはもったいない!と思い、大学院へ進学しました。 山本先生がいたこと、ゼミでは大学院生も一緒に学んでいて、その先輩方も良くしてくれたことも清泉の大学院への進学を決定付けました。 遺跡発掘調査の仕事に就いた理由 修士2年生のの9月に内定をもらいました。 歴史や文化財に携わる仕事がしたかったが、あまりなかった。その中で今の会社に出会いました。 発掘、調査(記録、図面作成)などが主な仕事です。考古学の世界!です。 働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか? 何にでも興味を持つ心! 報告書作成にあたり、その場所が以前どのような場所だったのかということを 史料の探し方、(卒論、終了での資料探し) ゼミでも仏像調査に出かけ、報告書も作成していた(慣れていた) 文章を書く力も生かされている ゼミ調査に行った時にお世話になった方にお会いしたこともある! どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか? 大学の友達と会った時! こういう授業楽しかったよね!と清泉の思い出話で盛り上がります。 博物館、美術館に行った時! 授業で扱ったものだ!と思ったりします。 今も印象に残っている授業はなんですか? 山本先生のゼミ 山本先生のゼミでは3年生、4年生、大学院生が合同で日本日美術史について学んでいました。毎年ゼミ旅行にも行きました。(他の先生や助手さんも参加していました) また、山本先生のおかげで仏像の調査にも参加できました! 文化史学序説 この分野で勉強したい!この分野は苦手だ…ということが分かった授業です。 文化史学序説がなかったら、何を勉強すればいいのかと悩む子も多かったのではないでしょうか。 西洋美術史 も好きで授業を受けていたし、 考古学 も楽しかったです! 文化史学科に入学する前と卒業した後で、なにか自分の中で培われたものがありますか? 好きなことを好きなだけ勉強できたこと! もともと歴史が好きでした。高校では日本史専攻だったし、古墳、仏像、寺院も好きでした。な

石野一晴先生(東洋史)おススメの本が文化史研究室に配架されました!

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文化史学科研究室です。 文化史学科研究室には哲学、思想、宗教、歴史、美術など、様々なジャンルの本が配架されています。 東洋史関係に2冊の本が配架されました! どちらも石野先生(東洋史)おススメの本になります。 石野先生からのコメント 皆さんこんにちは。「東洋史概説」などの授業ではパワーポイントで様々な画像を紹介しています。 コメントペーパーではしばしば「より鮮明な画像が見たい!」との意見をいただきました。ネット上で見られる場合は博物館のサイトなどへのリンクをお知らせしていますが、図録でないと見ることができない貴重な画像も少なくありません。また、図録では学芸員さんたちが執筆された充実した解説を読むこともできます。 そこで、東洋史関係の展覧会図録を少しずつ購入して文化史研に配架してもらうことにしました。手始めに購入したのが以下の2つの図録です。 これから少しずつ追加していく予定ですので、東洋史概説を受講している皆さんはもちろんのこと、東アジアの歴史と文化に興味のある方はぜひ手に取って見てください! 石野先生おススメの本 1.『始皇帝と大兵馬俑:特別展』 2015年から2016年にかけて東京国立博物館などで巡回展が行われた『始皇帝と大兵馬俑 : 特別展』の図録です。 兵馬俑の画像はもちろんのこと、皆さんから多く質問いただいた「当時の軍隊はどんな武器を使っていたのですか?」とか「当時の人々はどんな生活をしていたのでしょう?」といった疑問にも答えてくれますよ。 また、授業でもお話しした当時のハンコの使い方についても、イラスト付きで説明があります。   文化史学科研究室よりお知らせ! 研究室にも兵馬俑の兵士たちがいます!良かったら見に来てください。 2.『顔真卿 : 王羲之を超えた名筆 』 2019年に東京国立博物館で開催された『顔真卿展』の図録です。 8世紀の唐代最盛期に官僚となった顔真卿(がんしんけい)は、偉大な書道家としてよく知られています。彼の文字はもちろんのこと、中国の書道の歴史や日本へ与えた影響が具体的な作品とともにわかるようになっています。 授業では見ることができなかった細かい部分を、ゆっくりと鑑賞することができますよ。 「蘭亭序」の犬養本も、この図録で見ることができます。 貸出も可能です! ぜひ、

文化史学科の学び紹介 Vol.5:西洋史概説a

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 文化史学科研究室です。 2023年度の文化史ブログでは「文化史学科の学び」を紹介していく新シリーズをがスタートいたしました。 第5回目は「西洋史概説a」についてご紹介いたします! 西洋史概説a 担当教員   桃井治郎先生    ガレー船について熱く語る桃井先生 海賊の世界史(古代) 海賊は、時代の特徴を映し出す鏡のような存在です。時には人類共通の敵として排斥され、時には英雄としてあがめられてきました。 本講義では、海賊の存在を縦糸としながら、古代地中海世界の歴史をたどっていきます。 この時代に、どのような海賊が現れ、どのような存在と見られていたのか。海賊を通して各時代の特徴を探り、西洋古代史を海賊という視点で再読します。 授業内容  トロイア戦争   ホメロス『イリアス』   ギリシア神話の世界   ヘロドトス『歴史』   古代ギリシアの社会   アレクサンドロス大王とヘレニズム時代   カルタゴとローマ   ハンニバルの遠征   キリキア海賊とポンペイウス   共和政から帝政へ   パクス・ロマーナの時代   ヴァンダル王国と古代の終焉  読むことをおススメする本 桃井先生のご著書(中国語、韓国語でも翻訳されています!) 桃井先生からのコメント 西洋史概説aでは古代の地中海世界の歴史と世界観を把握することを目指しています。 また、歴史や地域により価値観は多様であることを学ぶとともに、そうした価値観の背景にある社会的状況について考えます。 加えて、従来の西洋史とは異なる視点から歴史を再読することで、歴史研究の多様なアプローチを習得してほしいと思っています。 履修可能な学年  1年生・2年生   授業を履修している学生さんからのコメント おすすめポイントは、海賊を通して西洋史の各時代の特徴を知ることが出来るところで、古代の地中海世界の歴史を勉強することが出来ます。 1番印象に残っていることは、ヘクトルとパリスという兄弟の弟のパリスが国同士の関係を考えず敵国の王妃を奪ってしまった時、兄のヘクトルが弟をあまり責めることなく、敵国の英雄に1人で立ち向かっていったところです。 (文化史学科1 年 Hさん) もともと西洋史が好きな人も、少し苦手意識がある人も、置いてかれることなく楽しく学べるオススメの授業です! 詳しく丁寧に色々な話を交えながら解説していただけるので、飽き

文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」④

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文化史学科研究室です。 文化史学科を卒業した先輩に 「現在のお仕事」 と、 「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」 をインタビューしました。 不動産マネージメント会社勤務を選んだ理由 もともと建物が好き!人がこんなに大きな建物を作れて、それを管理できるってすごいなと思っていました。 大学に進学してからは校舎の綺麗さに驚き、大学に行くことが楽しみでした。管理がきちんとされているということが、こんなにも心理的に前向きな気持ちにしてくれる!と思い、その快適な環境を提供する側になりたいなと思いました。 働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか? 社会人になって3カ月、新人日記(社員に公開される)を 一年間書く中で、文章力を褒められることが多かったです。 メールも抵抗ないです! この力はレポートや卒論で培われたのかなとふと思います。自分が伝えたいことを正しい言葉遣いで人に伝えようとするため、その力は活きていると感じます。 どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか? 業務の中で何かを報告した時! ゼミでの発表した時の様子を思い出します。 質問が来ることにドキドキしていたこと、でもそれにだんだん慣れて発表することが怖くなったなとか。 旅行した時!歴史や宗教的なことに触れた時! あの先生の授業をもう一度聞きたいなとか思ったりします。 ニュースで国際関係のことをみると大井先生を思い出したり、紛争関係だと桃井先生を思い出したりします。 今も印象に残っている授業はなんですか? 文化史学序説 文化史学科の先生方が交替しながら、専門分野について教えてくれる。 文化史学科には多様な分野の専門家の先生方がいるということを再認識したし、毎回の授業に興味を持って臨むことができました! あとは、同じ学年のみんなと同じ教室で受けられるというのが、楽しかったです。コロナ禍となってからは、あのいい意味でのうるささが恋しかったりしました。 文化史学科に入学する前と卒業した後で、なにか自分の中で培われたものがありますか? 文化史学科に入学して、少しずつ興味のある分野に出会え、学びたいと思う一心で行動出来たし、将来のことを考えた時に、自分が好きだと思うことを結びつけながら行動出来た。自分で選択する場面が多い中で、その時の決断力は培われたと思います。