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オープンキャンパス 2019年夏

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文化史学科研究室です。 文化史学科に興味を持ってくださった皆さん! こんにちは。 7月28日(日)、夏のオープンキャンパスが開催されました。 オープンキャンパスでは学科紹介、模擬授業、個別相談、在学生によるキャンパスツアーや学科展示など、様々なプログラムが組み込まれています。 今回の模擬授業では藤本猛先生(東洋史)が 「聖徳太子」は「イエス・キリスト」? と題し、講義をおこないました。 紀元前のアジア西端で生まれたイエスと、7世紀ユーラシアの東端で生まれた厩戸皇子(聖徳太子)は、もちろん直接会ったことはないでしょう。しかしともに馬小屋で誕生したというエピソードがあるなど、いくつかの共通点が見られます。はたして両者にはどういうつながりがあったのでしょうか。その背景にあったと考えられる9~10世紀のユーラシア東西文化交渉の歴史をみてみましょう。 と大学HPには記載されています。 模擬授業中の藤本先生(東洋史) また、教室では「在学生による学科展示&フリートークコーナー」が開催されています。 文化史学会の役員たち(現1年生と2年生)は、今年のオープンキャンパスでどのように展示をおこなうか、文化史学科をより良く理解してもらうにはどうしたらよいか、について話し合ってきました。 会場では、新入生合宿、講演会、文化史学特別演習(海外研修旅行)をはじめ、授業について、資格取得についてなど、文化史学科の学生たちがどのような学生生活を送っているのかを紹介しています。 また、文化史学科の先生方紹介コーナーでは、教室では見ることのできない、先生方の一面を知ることもできます。 オープンキャンパスの展示の様子 フリートークコーナーでは、文化史学科に所属する学生(文化史学会役員)から大学生活の様子を直接聞くこともできます。  文化史学科のことを詳しく聞いてみてください。 きっと文化史学科の魅力をたくさん知ることが出来ると思います。 今年の夏のオープンキャンパスは・・・ 7月28日(日) 8月10日(土) 9月22日(日) に開催されます! 展示を見る受験生と保護者の皆様  フリートークコーナーで 上級生の話を

上野~浅草を歩く!人文自然地理学フィールドワーク報告

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文化史学科研究室です。  集合場所の上野駅  これから散策する界隈の地図をもらいました 皆さんは大学の授業と聞くと、「広い教室で先生の話をひたすら聞く!」「少人数のクラスで仲間たちと議論を交わす!」と想像されるかもしれません。 もちろん、そのような授業が大半をしめていますが、時には大学のキャンパス外でおこなわれる場合もあります。 今日はそんな授業の報告です。 * * *  7月6日(土)曇り空の下、上野駅に降り立ちました。 目的は、元木理寿先生(地理学)、人文自然地理学を受講している3人の学生と一緒に上野~浅草をめぐるフィールドワークに参加するためです。 11時半に上野駅に集合し、まずは上野公園方面へ。 ビルの中のエスカレーターで公園側まで登りました。登り切ったところから、上野駅方面を眺めます。こうして見ると、駅がある場所はかなり低いです。そしてその先には真っ平な台地が続いています。 上野公園から駅方面を見下ろします 西郷さんの像を横目に不忍池の畔まで下り、下町風俗資料館を見学しました。 資料館では昔の生活道具や玩具が展示され、企画展として「下町の火事と防災」が開催されていました。学生にとっては珍しいものばかりだったのではないでしょうか。私にとっては、昔、祖母の家にあった!と懐かしく思うものがたくさんあり、タイムスリップしたように感じられました。 七夕前日だったこともあり、資料館の中には笹飾りも飾られていました。せっかくなので、短冊にお願いごとも記入してきました。 下町風俗資料館を見学中 いよいよ、ここから浅草を目指して歩き始めます。 アメ横を通り抜け、コリアンタウンと呼ばれる地域へと歩んでいきます。 焼肉屋、キムチを売る店、スーパーマーケットのような食材店が並んでいます。この辺りは木造3階建ての建物が密集している地域だそうです。 コリアンタウンの先には中国の人々が集まり住んでいる地域もありました。 コリアンタウンの一角 上野駅から歩いて感じたことは、とにかく平らな道であるということ。 坂道は見当たりません。清泉女子大学がある一角は逆に坂道が多いので、道の高低差を意識しながら歩くと面白いと思いました。 途中、