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文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」③

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文化史学科研究室です。 文化史学科を卒業した先輩に 「現在のお仕事」 と、 「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」 をインタビューしました。 株式会社YURAMの代表取締役になった理由 大学卒業後、銀行員として2年間働きました。ですが、自分のやりたいことをやる!という思いから、退職し、石鹸作りをスタートさせました。 石鹸作りは独学で学び、自己流で始めました。石鹸作りが好きだったのか?と聞かれると、良く分からないのですが、SNSでの出会いがきっかけでスタートさせました。 最初はネット上で販売していましたが、現在、株式会社YURAMを立ち上げ、手作りの石鹸やキャンドルでオリジナル商品やオーダーメイドを作っています。 香料の仕入れやパッケージのデザインも自分でおこなっています。 働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか? 国立西洋美術館で独自の商品販売を行っています。財団の皆様との営業時に、文化史や西洋絵画に関する知識を活かした話題で盛り上がりました。 他にも国立科学博物館などともコラボレーションしたこともあります。 文化史学科で学んだことで感性が豊かになったともいます。歴史を学ぶことによって想像力も養われました。視野を広く持つこともできるようになりました。 商品を作り、「たくさんの人に笑顔になってほしい!」そう思えるようになったのは、文化史学科での学びのおかげだと思います。 どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか? 宇宙のことを考えている時! 卒業論文でティヤール・ド・シャルダンという神父について扱いました。 宇宙のことを考えているとこの人の思想を思い出します。 宗教と宇宙は接点があると思います! 京都に行った時! ゼミ旅行で京都に行ったので、この時のことを思い出します。 歴史の映画を見た時!  ゼミのグループラインが動いた時 に懐かしくなります。 今も印象に残っている授業はなんですか? 高野先生の美術史 授業を受ける教室が暗くなり、大画面(スクリーン)で西洋絵画を見れることが楽しかったです! 米田先生の聖書学のゼミ、研究法演習 卒業論文を書くために履修するゼミです。聖書を読み、その思想を解読するという授業が、今も印象に残っています。 全体的には西洋史系(西洋史概説、西洋美術)が好きでした! 文化史学科に

文化史学特別演習ーイタリア研修旅行ー 参加学生によるポスター発表!

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 文化史学科研究室です。 7月22日(土)、文化史学特別演習―イタリア研修旅行―の事前学習会が開催されました。 今回の事前学習会は参加学生によるポスター発表!(前回はミニシンポジウムでした) ローマとミラノで見学したい場所や、興味をもったテーマについて調べ、ポスター発表をおこないました。 学生さんたちが興味を持ったテーマは多岐に渡っていました。 コロッセオ、カラカラ浴場、オクタウィア回廊などの遺跡 サン・ピエトロ大聖堂、ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会などの教会建築やキリスト教文化 レオナルド=ダ=ヴィンチ、キケロ、ベルニーニ、剣闘士など歴史上の人物 古代ローマの人々の信仰や古今の食文化、政治体制の変遷など 文化史学科ならではのテーマの選択だったのではないでしょうか。 事前にイタリアのことをしっかり学び、現地で本物に触れる。 ぜひ、自分の目で心でイタリアを感じてきてほしいと思います。 発表の最後にはどの発表・ポスターが良かったか、投票がおこなわれました。 グループぞれぞれの優秀ポスターが選ばれ、3人の学生さんに記念品が贈られました! 優秀ポスターに選ばれた3人 *当日の様子です* 発表ポスターの縮小版! 発表者の説明に耳を傾ける参加者たち ポスター発表とは 1)自分が調査したことを大きなサイズ(A1〜A0など)のポスターにまとめる 2)自分のポスターの横に立ち、ポスターを見に来た人に内容について説明する という発表形式です。学会などでしばしば行われます。 ポスターを見て回っている人は、内容についてその場で質問したりコメントすることができるので、対話的に発表を行うことができます。 大学生になると演習(ゼミ)の授業で発表する機会が多々あります。 けれど今回のようなポスター発表は演習ではなかなか行われないので、どの学生さんにとっても初めての経験だったのではないでしょうか。

文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」②

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文化史学科研究室です。 文化史学科を卒業した先輩に 「現在のお仕事」 と、 「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」 をインタビューしました。 精密機器メーカー管理系職種の仕事に就いた理由 人事部で働いています。 メーカーの事務系で就職先を探しました。就職課のサポートもあり、最後に受けたのが今の企業です。 地元の企業であること、事務系総合職が良かったので、全ての希望に沿っていました! 働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか? 就職活動中の学生への会社紹介や社内での資料作成、プレゼン等の機会が多くある仕事をしています。その中で、学芸員資格取得の授業の中で学んだ「知識のない相手に分かりやすく伝える力」が役に立っています。 また文化史学科では歴史や文化、美術作品や哲学など幅広く学ぶ中で「想像する」機会が沢山あります。相手の立場を理解し想像して、分かりやすく伝える工夫を常に意識するようになったのは、文化史学科で4年間学んできたからだと思います。 学会活動を通して、先輩後輩関係なく、メンバーと一緒に何かをしていくという経験も役立っています。 どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか? 友達と会った時! 仲が良かった友達とは定期的に会っています。授業のことや、「あんなことあったよね~」みたいなことを話している時に思い出します。 美術館に行ったとき! ぼーっとしている時! 鈴木先生の話を思い出します。 今も印象に残っている授業はなんですか? 木川先生の美術史 美術史の授業は敷居が高いイメージがあるけど、美術作品って堅苦しく見なくても良い!ということを学びました。先生は直感を大事にして作品を見ていらっしゃるようです。 鈴木先生のゼミ 『僕たちの倫理学教室』をゼミ生で読みながら考えていく授業。テーマは難しいものを扱っていたけど、ゆっくり、分かりやすく進めていけたので楽しく学べました! 哲学も堅いイメージがあるけれど、「もの」って人の数だけ見方があると学んだ授業です。 文化史学科に入学する前と卒業した後で、なにか自分の中で培われたものがありますか? 視野の広さ、他者理解 過去の人々、芸術、文化を学ぶことで、立ち止まって考えるようになりました。 また、自分の中では見つからない新しい視野も得られるようになりました。 人との関わり 高校時代、自分から話しかけるというこ

文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」①

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文化史学科研究室です。 文化史学科を卒業した先輩に 「現在のお仕事」 と、 「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」 をインタビューしました。 SEになった理由 世の中の需要的にSEがたくさん必要になってくると思ったのと、手に職をつけたかったから! SE3社から内定をもらったけれど、教育関連の仕事に携わりたかったため、今の企業を選びました。 働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか? 歴史/国際問題/建築など、幅広く学んだので、どんな世代の人と会っても、とりあえず雑談のネタに困らない! 上司やお客様との会話やニュースを理解できる! 学会での経験がイベント幹事に活かされた。 副専攻で取ったMOSが資料作成や業務の効率化に活かされている。 司書資格の学習が散財した社内資料の整理や図書館システム導入に役立った。 どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか? 博物館、美術館に行ったとき! 作品解説に書いてなくても勉強したから分かる! 旅行や町中を歩いているとき! ゼミ発表や本の中で見た、聞いたことがある人名や地名がでてくる! イギリスとシャーロックホームズはすぐ見つけられます!! 今も印象に残っている授業はなんですか? 文化史学序説 文化史の学びとして最高!!先生たちの熱量に衝撃を受けました! 「大人でも好きなことをこんなにやっていいんだ」と思いました。 文化史学科での学びの基礎を学べるため、自分が何が好きなのか、授業を通して分かった。世界が広がりました! 西洋史ゼミ 自分の研究以外にゼミ生の他のテーマ(植物、拷問器具、人物、人相学など)も面白く、調べたくなりました。 先生も面白く、雑談、観察スキルは先生に教えてもらった感じです。 発表は苦手だったけど、レジュメ作成を通して要点をまとめる力がついた! 文化史学科に入学する前と卒業した後で、なにか自分の中で培われたものがありますか? 雑学が増えた! 同じ話題で盛り上がれる一生の友達ができた。 物事を注意深く観察、調べる力が培われた。 「知りたい」「調べたい」欲求が高まると、一人旅をしたくなり、毎年一人旅をするようになった!今はベルギー(教会や建築が見たい)とイタリア、屋久島、鳥取にも行きたい。 文化史学科の好きなところはどんなところですか? 先生と

文化史学科の学び紹介 Vol.4:日本文化史講義3

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 文化史学科研究室です。 2023年度の文化史ブログでは「文化史学科の学び」を紹介していく新シリーズをがスタートいたしました。 第4回目は「日本文化史講義3」についてご紹介いたします! 日本文化史講義3 担当教員   福留真紀先生    410教室(視聴覚教室)で授業中の福留先生 福留先生からのコメント この講義のテーマは、「武士とは何か ―その心性を考える」です。 みなさんは、「武士」にどのようなイメージを抱いているでしょうか。「潔い」「カッコいい」「義を重んじる」など、肯定的に捉えているかもしれません。外国人からも、日本のイメージの1つとして挙げられることもあります。 そのイメージの源は、何なのでしょうか。その実像は、あまり理解されていないのではないでしょうか。 江戸時代の「武士」の実態を、その心性を中心に、様々な史料から検討し、実像にせまります。 授業内容  第1回   イントロダクション   第2回   武家社会の秩序 ―参勤交代を考える   第3回   殉死 ―殉死の禁止とその背景   第4回   赤穂事件 ―松の廊下刃傷事件   第5回   赤穂事件 ―討ち入ったのは誰か   第6回   赤穂事件 ―後世の儒学者たちがみた「赤穂事件」   第7回   赤穂事件 ―史実とフィクションの間に   第8回   赤穂事件 ―「忠臣蔵」と現代社会   第9回   幕末の将軍 ―『旧事諮問録』を読む①  第10回   幕末の大奥 ―『旧事諮問録』を読む ②  第11回   幕末の武士 ―福沢諭吉「旧藩情」にみる上士と下士   第12回   新渡戸稲造の『武士道』   第13回   まとめ  授業中に配布された資料 授業を担当されている福留真紀先生は2023年度から文化史学科の専任教員となられました。 ご専門は日本近世政治史です。 政治史というと、政策や法令の研究だと思われがちですが、研究の対象とするのは「人」。特に、将軍側近の存在に注目されています。 履修可能な学年  2年生~4年生 授業を履修している学生さんからのコメント 福留先生の講義では、江戸時代の武士の様子などを史料から読み解いていきます。講義を通じて、今まで私たちが武士に対して持っていたイメージは、本当にそのまま受けて止めていいのか深く考えていくことができます。 明るくて面白い先生だと思いながら、演習や講

スイーツの文化史:平安時代にも「かき氷」があった⁈

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文化史学科研究室です。 暑い日が続きますね。 清泉女子大学には卒業生が運営する「清泉カフェ」があり、様々な手作りお菓子やピザが並びます。そんなカフェで6月30日には和菓子「水無月」が販売されていました。 「水無月」は6月30日夏越の祓で食べる和菓子です。白い外郎の上に小豆を乗せ、三角形にカットされています。小豆の赤色には邪気払いの意味がこめられ、三角の形には暑気を払う氷を模していると言われています。 清泉カフェで販売された「水無月」 そういえば、今のように冷凍庫がなかった時代、氷は冬だけの限定品だったのでしょうか? 暑い夏に「氷」はなかったのかな… ふと疑問になり、調べてみると、平安時代にも「かき氷」があった⁈というウワサが! そこで、日本古代史が専門の中野渡先生に「平安時代の氷事情」を聞いてみました。 先生!平安時代にもかき氷があったというのは本当ですか? もしや、冷凍庫もあったのですか??? 平安時代の冷蔵庫「氷室」 現代のように冷凍庫が無く、氷を人工的に作ることができなかった時代は、冬にできた天然の氷を、氷室(ひむろ)と呼ばれる貯蔵施設に保存をして、夏などに使っていました。今から約1000年前の平安時代、文学作品や貴族の日記には、この貴重な氷を、夏の暑い日に口にしていたことが記されています。彼らは氷をどのように使っていたのでしょうか。 記された「氷」 平安時代の有名な文学作品である『枕草子』(清少納言)と『源氏物語』(紫式部)には次のようにあります。 『枕草子』あてなるもの  あてなるもの。薄色に白襲の汗衫。かりのこ。削り氷に甘葛入れて、あたらしき鋺に入れたる。 (高貴な物。薄紫色の上に白襲(しらがさね)の汗衫(かざみ)を着ているの。鴨の卵。削り氷に甘葛を入れて、新しい金属の碗(かなまり)に入れてあるの。) 『 源氏物語』常夏   いと暑き日、東の釣殿に出たまひて涼みたまふ。中将の君もさぶらひたまふ。親しき殿 上人あまたさぶらひて、西川より奉れる鮎、近き川のいしぶししやうのもの、御前にて 調じてまゐらす。(中略)大御酒まゐり、氷水召して、水飯などとりどりにさうどきつつ食ふ。 (とても暑い日に、光源氏は東の釣殿に出て涼んでいた。中将の君がそばにいて、親しく出入りし

文化史学特別演習ーイタリア研修旅行ー ミニシンポジウム開催!

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 文化史学科研究室です。 新型コロナウィルスが5類に移行し、水際対策も緩和したことに伴い、今年の夏は文化史学科の名物科目⁈「文化史学特別演習ー海外研修旅行ー」が戻ってきました! 行き先はイタリアです。 引率教員2名、学生34名というメンバーで10泊12日の旅をおこないます。 そんなイタリア研修旅行に向けて、7月8日(土)にミニシンポジウムが開催されました。 プログラムは… 桃井治郎先生(西洋史)「ローマ建国の歴史」 桃井先生は急遽オンデマンド参加となりました 坂田奈々絵先生(聖書学)「イタリアの小さな町と宗教史:モンテ・カッシーノとアッシジ」 モンテ・カッシーノ修道院を創設した、 ベネディクトゥスについて説明する坂田先生。 木川弘美先生(西洋美術史)「パドヴァで紅葉は育たない」 システィーナ礼拝堂について語る木川先生 大井知範先生(西洋史)「ハプスブルクとミラノ」 ハプスブルク帝国の歴史を パンダに例えて説明する大井先生 鈴木崇夫先生(哲学)を交えての質疑応答&トークタイム「文化史旅を楽しむには」 イタリアについて語る鈴木先生 先生方のお話を聞いていると、私もイタリアへ行きたくなってしまいました! ご一緒できないのが残念です。 質疑応答&トークタイムでは、シンポジウムの内容に関する質問のほか、旅に関する質問も飛び交いました! 「英語もイタリア語も話せないけど…大丈夫?」という学生さんの質問がありました。 現地の言葉が少しでも話せると旅が一段と楽しいものになりますよね。 研修先の言語を学ぶ時間があっても良いのかな…と密かに思ってしまいました。 他には、「旅先でのお酒との付き合い方」「教会に入る時の服装」「気を付けること」等など、海外旅に慣れていらっしゃる先生方ならではの説明もありました。 シンポジウムで学んだことを、ぜひ現地で確認してきて欲しいと思います!

文化史学科の学び紹介 Vol.3:東洋史概説a

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 文化史学科研究室です。 2023年度の文化史ブログでは「文化史学科の学び」を紹介していく新シリーズをがスタートいたしました。 第3回目は「東洋史概説a」についてご紹介いたします! 東洋史概説a 担当教員   石野一晴先生    地図を使い高句麗の位置を示す石野先生 石野先生からのコメント 東洋史概説は、「中国」を中心に東洋史の通史を学びます。 現在の中華人民共和国は、ヨーロッパに匹敵する広さを持ち、見た目も文化的背景も異なる14億人もの人々が暮らしています。このような多様性を内包する「中国」はどのようにして生まれたのでしょうか。 高校で中国史が大好きだった学生さんはもちろん、少々苦手だった皆さんにも親しんでもらえるよう、色々と工夫をこらしています。皆さんも、この隣国の歴史を楽しみながら学んでみませんか? 授業内容:先史時代から唐代まで 中国の古代文明  春秋戦国時代  始皇帝と統一王朝の時代  漢帝国の隆盛  後漢の衰退と三国時代  晋・五胡十六国から北朝へ  六朝時代  南北朝の統一  大唐帝国の隆盛  安史の乱と唐宋変革  など     今回、お邪魔した授業では、後半に学生同士、調べたことを伝え合う、ちょっとしたゲームのようなことを取り入れていました。 題して、「東洋史関連用語を教え合おう」です。 学生さんたちは事前に調べた用語をノートやパソコン、スマートフォンなどにメモし、その情報を他の学生さんたちに説明する。 最初は自分の座っている席の近くの学生さんとのやり取りばかりでしたが、時間が経つにつれて教室内を移動し、たくさんの学生さんと情報交換をおこなっていました。 また、説明を聞いた学生さんは説明してくれた学生さんに一つ質問をします。 果たしてどのような質問が飛び交ったのでしょうか。 気になる方は、ぜひ授業を受講してみてくださいね。 履修可能な学年  1年生・2年生   授業を履修している学生さんからのコメント 一から丁寧に教えてもらえるので、東洋史の知識がゼロの人にもオススメです! 質問をコメントペーパーに書くと、 次週までに先生が答えてくださるので、分からないまま、授業においていかれる心配もいりません。  (文化史学科2年 Sさん) 中国の歴史にあんまり詳しくないよ!という方も楽しめる講義になってます。 西洋史と日本史で区別しがちですが、東洋史も知れば知る

文化史学科教員作成!教科書★第4弾『文化史をあるく 国内版』

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 文化史学科研究室です。 文化史学科の先生方が作成した教科書『文化史をあるく 国内版』が文化史学科1年生全員に配布され、必修科目「文化史学序説」の教員座談会1で紹介されました。 『文化史をあるく 国内版』はその名の通り、国内を旅する際の「文化史学科生限定スペシャルガイドブック」です。 COVID-19の流行により、文化史学科の海外研修が実施困難となった時期に、国内研修を学生さんが自主的におこなえるように…と願いを込めて作成しました。 この教科書を作成するにあたり、 そのためだけに 現地を訪れて取材をされた先生もいたとか… 北は北海道・函館、南は九州・長崎まで。 ぜひ、この『文化史をあるく 国内版』を片手に国内を旅してみてください。 そして、皆さん自身の旅を計画してみてください! 学生さんたちから以下のような感想が届いています! 丁寧にまとめられていて、読みやすかったです。 それぞれの先生方がその場所を訪れ、先生方の研究テーマに近いポイントを知ることができた。大学4年間で訪れたい場所が増えると思いました! 文化史学科の先生方のもつ経験や専門知識をまじえた内容で、読んでいてとても面白かったし、自分もぜひ行ってみたいと興味をそそられました。 土地全体で日本やその土地の魅力を伝える所もあれば、海外建築により海外に行った気分になれるような場所があるのだと知りました。1つの国でここまで味わうことは出来ないので、そういった環境を保つことや環境作りを大切にしていきたいです。 国内の歴史に関するスポットを沢山知ることが出来ました。色々行ける所から行ってみたいです。 1年生5人に聞きました!! 『文化史をあるく 国内版』で紹介されている場所の中で、一番行ってみたいと思った所はどこですか? 神戸&徳島 洋館が綺麗でテンション上がりそうだから。  大きな美術館に興味があるから。 洋館巡りが好きなので神戸の様々な洋館にも行ってみたいと思ったから。 仙台 伊達政宗の生涯についてのテレビ番組を見たことがあったので、いつか行きたいと感じていました。 青山霊園 大きな墓があるという点で、日本ではなかなか見られないものなので興味を持ちました。 浦賀周辺 高校で日本史選択だったので三浦按針などのゆかりの地を一度は訪れてみたいと思ったからです。