海蔵寺所蔵 菩薩形坐像 一般公開に立ち会いました
海蔵寺の様子
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文化史学科研究室です。
11月3日(土)、山本先生(日本美術史)とゼミ生たちが品川区の文化財一般公開に立ち会いました。
その公開に立ち会った学生から報告が届きましたので、ご紹介いたします。
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11月3日(土)に品川区の文化財一般公開が行われ、それに伴い、山本先生のゼミではボランティアとして、海蔵寺が所蔵する菩薩形坐像の公開に立ち会いました。
この菩薩形坐像は、以前から区内最古の仏像と評価されており、今年の9月に山本先生と大学院生、そして学部の学生も交えて調査が行われ、11世紀前半頃の作であることがわかりました。またこの像は、当時の日本では定着しなかった特別な仏像の姿であると考えられ、菩薩像なのか如来像なのか判断のつかない、その独特な姿が見どころです。
一般公開された菩薩形坐像 |
当日は天気も良く、多くの方がお寺に来られました。その中で、熱心に仏像を見学されている方や、山本先生に質問される方もいらっしゃり、多くの方を惹きつける仏像の魅力に、改めて、美術を学ぶ面白さを感じました。
この日の一般公開には150人以上の方にお越し頂き、大盛況となりました。
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