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卒業論文 口述試験 4年生最後の試験です!

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文化史学科研究室です。 青く晴れ渡った空、冷たい空気・・・ そんな1月30日、31日に卒業論文の口述試験がおこなわれました。 口述試験日の1号館ロビー 4年生にとっては最後の試験です。 試験といってもいわゆる面接のようなもの。 主査、副査をはじめ、文化史学科の先生方が居並ぶ試験会場、その扉を開けた瞬間の学生たちの緊張はピークに達することでしょう。 私自身もそうでした。 学生控室で順番を待つ学生たち 学生控室で順番を待つ学生さんたち。 試験がどのようにおこなわれるのか気になっている様子。 試験が終わり、控室に戻ってきた学生さんに「どんな感じだった?」と聞いています。 また、執筆した卒論と向き合う学生さんも。 皆さん、緊張していますね。  自分の順番が近づくと試験会場前の椅子に移動します。 ここで待つ10分は短いようで長い時間。 試験会場の中からはタイムキーパーの先生がコントロールするストップウォッチの音がピピピ・・・と鳴り響きます。 さあ、勇気を出して扉をノックしましょう! 4年生最後の試験の始まりです。 頑張ってくださいね!  これから口述試験が始まります

山本勉教授 最終講義

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最終講義ポスター タイトル部分は山本先生作 文化史学科研究室です。 1月25日(土)、300名近い方々が大学に集まりました。 山本勉教授(日本美術史)の最後の講義を聞くために・・・ 当日は12時10分から受付開始だったにもかかわらず、早くから並ばれた方もいらっしゃいました。 皆さん、少しでも前の席で先生の講義を聞こうと思われたのではないでしょうか。 大学で一番大きい教室である240教室はほぼ満席。 教室には入れず、ビデオ中継室で講義を聞かれる方もいらっしゃいました。 「運慶と像内納入品」 最終講義のタイトルです。 仏像の中に込められた銘記や像内納入品とは一体どのようなものだったか、という基本的なところから解説され、その納入品にどんな種類があり、それぞれ違う性質を持っていたことが説明されました。 そしてそのような像内納入品に対して、仏師運慶がいかなる創意を凝らしたか。納入品である「心月輪(しんがちりん)」を球体にし、さらに上げ底式内刳り(うちぐり)の工夫を組み合わせて、整然と納入品を像内に納める運慶の造形技術について、詳細かつ分かりやすい解説がなされました。 最終講義の様子 その後、場所をラファエラ食堂に移し、山本先生を囲んでの茶話会が開催されました。 乾杯のあと、ゼミ生から先生へ感謝の言葉が述べられました。 赤いリボンのかかった箱を開けると、「山本先生ありがとうございました」と書かれたケーキが! キャンドルの灯りを先生に消していただきました。(動画をご覧ください) 茶話会は先生のご希望で美味しいケーキをたくさんご用意しましたが、あっという間に皆さんのお腹の中へ・・・ 約1時間半ほどの時間でしたが、皆さん、山本先生との歓談、記念撮影を楽しんでいらっしゃいました。先生のご著書にサインをいただいている学生さんの姿も! 今日一日、山本先生の笑顔をたくさん見ることができ、とても嬉しく思いました。 山本先生、15年間ありがとうございました。 山本先生を囲んでの集合写真