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文化財公開に立ち会いました

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日本美術史の山本先生のゼミ生からもう一つ、記事が届きましたのでご紹介いたします。 ***  11 月 11 日(土)に品川区荏原の専修寺が所蔵する、品川区指定有形文化財の阿弥陀三尊像の一般公開 がありました。 山本先生のゼミで は ボランティア としてこの公開に立ち会い ました。 専修寺の阿弥陀三尊像   この三尊像は今年の 8 月に山本先生 そして ゼミ の先輩の大学院 生 が 調査を行い、本尊と左脇侍が平安時代後期の作であるという新事実が判明した ものです 。   当日は多くの方が お寺に 来 られ 、そこでは像と向き合う静かな空間が 生ま れていました。 なか には遠方より足を運 ばれた方や 、熱心に山本先生に質問される方もいらっしゃり、仏像の持つ力や魅力を あら ためて感じることができました。また、お若い頃に清泉小学校の先生でもあられたご住職によって阿弥陀 三尊 のための特別なお経をあげていただい くなど 、とても貴重な場に も 立ち会 え ました。 公開に立ち会った山本先生

日本美術史の授業で「運慶展」へ

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文化史学科研究室です。 11月10日(金)、日本美術史を専攻している学生たちが、「運慶展」を見に東京国立博物館へ出かけました。 もちろん山本先生(日本美術史)も一緒です。 この「運慶展」、連日すごい人数の来場者でにぎわっていたと聞いています。 そんな「運慶展」を見に行った3年生から報告が届きましたのでご紹介いたします! *** 東京国立博物館で開催されている「運慶展」に山本勉先生と一緒に行って来ました。訪れた 11 月 10 日は夜間開館の日で、夜 9 時まで滞在することができました。 「運慶展」は仏師運慶の作品が一堂に会するたいへん貴重な展覧会です。 夜間にもかかわらず会場はとても混雑していましたが、それでも 山本先生の解説のもと見て回ることができ、一人では見落としてしまうような細かいところまで一つ一つじっくりと、丁寧に 運慶 作品を鑑賞することができました。 まっすぐ作品に向き合うと、 800 年の時間を超えて どこか運慶と繋がれるような気がし ます。 運慶の素晴らしさを肌で感じることのできる 機 会でした。 山本先生とゼミ生たち

文化史学会・文化史学科共催講演会 2017

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2017年11月13日、文化史学会・文化史学科共催講演会が開催されました。    今年度は学生の希望で東京都江戸東京博物館学芸員の畑尚子氏をお招きし、「 篤姫と島津家」と題しご講演いただきました。   この講演会、日本史概説の時間内におこなわれました。 100名近い学生さん、教職員、一般の方、他大学の大学院生が畑先生の講義に耳をかたむけ、有意義な時間を過ごしました。 講演会がおこなわれた140教室です   当日の様子が学会生から届いていますのでご紹介いたします。   ***   文化史学会・文化史学科共催講演会が11月13日(月)の16時30分~18時まで、140教室にておこなわれました。    江戸東京博物館学芸員の畑尚子先生による「篤姫と島津家」を題目とした今回の講演は学会生の「日本のお姫様について知りたい」という声から企画されました。日本のお姫様として名前が挙げられたのが、島津家にゆかりのある篤姫でした。  講演者である畑先生は、NHK「歴史秘話ヒストリア」の篤姫と和宮についての回にも出演されています。番組内のインタビューを拝見し、狐塚先生を通じて今回の講演をお願いいたしました。快く引き受けてくださった畑先生に感謝いたします。   講演会では、様々な資料から篤姫や島津家を取り巻く当時の事情をはじめとする新たな知識を得ることができました。 ご講演中の畑先生   茶話会では、学生や先生から畑先生への質問が飛び交う、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。     茶話会終了後、本館にて記念撮影をおこないました