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梅澤秀夫教授・中見真理教授 最終講義&茶話会

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最終講義のポスター 文化史学科研究室です。 先生方との別れを惜しむように朝から雪が舞っていた2月9日(土)、梅澤秀夫先生(日本史)と中見真理先生(国際関係思想)の最終講義が開催されました。 100名を超す卒業生、教職員、在学生が参加され、240教室は賑わっていました。 13時5分から文化史学科主任の狐塚先生より開会の辞が述べられ、13時10分から中見先生の最終講義がスタートいたしました。 中見先生のライフワークともなっていた柳宗悦研究との出会い、軌跡を中心に、これまで取り組み、またこれからも追究される国際関係・平和論についての最終講義でした。 休憩時間も中見先生の周りには卒業生が集まり、皆さんに囲まれた先生の嬉しそうなお顔を拝見することが出来ました。 中見先生最終講義の様子 14時50分からは梅澤先生の最終講義が始まりました。 梅澤先生はあえて普段通りの授業のように、江戸時代における政治思想、特に外交関係の中で「日本国王」という称号の使用にまつわる「正名」論について、当時の人々の考え方に関する授業をなさいました。 梅澤先生最終講義の様子 最終講義終了後、ラファエラ食堂にて茶話会が開催されました。 茶話会では先生方へケーキのプレゼントがありました。 お二人の共同作業でキャンドルの火は消され、ケーキカットも無事おこなわれました。 シャッターチャンスを逃さないように!とケーキが置かれたテーブルの周りにはたくさんの方がカメラを片手に集まりました。 そんなシーンの動画がございますので、ご覧ください!(文化史学会生撮影) サンドイッチ、ハムのオードブル、お稲荷さん、ロールケーキ、苺などをいただきながら、先生方と、懐かしい同期とのおしゃべりタイム。そんな時間はあっという間に過ぎてしまいました。 最後はそれぞれのゼミ生から花束のプレゼントと先生方への感謝のメッセージが述べられました。 中見先生、梅澤先生からのお言葉を聞きながら、改めてお二人の先生方とのお別れを感じ、さびしく思いました。 先生方、長い間、ありがとうございました。 また、お二人の先生にお会いできる日を楽しみにしています。

卒業論文 口述試験

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文化史学科研究室です。  1月30日、31日の二日間、大学の本館では文化史学科4年生の卒業論文口述試験がおこなわれました。 学生控室では静かに自分の卒論と向き合っている学生さんの姿が目立ちました。 例年はおしゃべりに花を咲かせていることが多いのですが、なぜか今年は・・・静か過ぎました。 1号館ロビーに掲示された口述試験の案内 学生さんたちは試験時間の30分前には控室で待機しているように伝えています。 電車の遅延、その他のトラブルを考慮して、少し早めに来てもらっています。 そのため、スムーズに試験が進んでいきました。 廊下で順番を待つ学生さんの顔には「緊張」の二文字が。 卒業がかかる試験です。緊張するのは当たり前。 私は静かに学生さんたちを見守っていました。たぶん、私自身が学生だった頃も研究室の助手さんはこうして廊下で一緒に順番を待っていてくれていた・・・と思いながら。 順番を待つ学生さん 口述試験二日目の夕方は卒業論文の判定会議が開催されます。 この会議の結果を研究室から該当学生に電話連絡します。 「研究室から電話がかかってきたら・・・それは卒論がダメだったということ」そう思っている学生さんたちに「文化史学科研究室です」と電話をすると、声のトーンが一気に下がります。 「優秀卒論に選ばれました!おめでとうございます!」と伝えると、笑顔に変わる学生さんたち。 4年間見守り続けてきた学生さんたちが笑顔になること、それが研究室助手として一番の幸せです。 卒業論文を書き上げたこと、口述試験で経験した10分間はこれから生きていくための力になることでしょう。 皆さん、卒業論文お疲れ様でした!  山本先生が撮影された写真 口述試験を受ける学生さんから見える風景 口述試験会場