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2016年度卒業論文

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昨年12月20日は卒業論文の提出締切日でした。 文化史学科では卒業論文が卒業の必修単位となっています。 自分は何に興味を持っているのか、どのような研究をしたいのかを少しずつ考え、どの分野で卒業論文を執筆するのか決めていきます。 4年生になると「研究法演習」という卒業論文を書くためのゼミに所属し、約一年かけて卒業論文を完成させます。 11月に入るとパソコンに向かって必死に論文を書いている学生たちの姿を学内でよく見かけるようになります。 今年は文化史学科研究室にも卒業論文用の日めくりカレンダーが登場しました。 数字が減っていくカレンダーを見ながら、卒業論文を作成している4年生。 毎日研究室が閉まる20時近くまで頑張っていました。 そんな様子がすこしでも伝わればと思います。

文化史学会・文化史学科共催講演会の報告

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毎年秋に開催されている講演会について、文化史学会から報告が届きました。 この講演会は「こんな話を聞いてみたい!」という学生からの希望を取り入れ、テーマを決めています。 講師の先生との連絡はもちろん、事前 準備、当日の司会進行、茶話会の準備等、先生方や研究室からのサポートを受けながら、学会生が企画・開催しています。 *** こんにちは、文化史学会です。 文化史学会・文化史学科共催講演会が 11 月 25 日(金)の 16 時 30 分~ 18 時まで 140 教室にておこなわれました。 学習院大学教授の高橋裕子先生による「ラファエル前派の女性像」を題目とした今回の講演では、ジョン・エヴァレット・ミレーの『オフィーリア』をはじめとした、ラファエル前派の画家たちが描き出した様々な女性に焦点が当てられました。美しくも鮮やかな彼女たちの表情や服装から多くの情報が得られ、高橋先生の ご 高説をうかがうことができました。後半部ではダンテ・ゲイブリエル・ロセッティを中心とした、ラファエル前派とミケランジェロの女性像の類似性についてそれぞれの作品を見比べながら詳しく検証 され ました。特に筋骨たくましいロセッティの女性像にはミケランジェロの影響が強くみられるとして、幾つかの参考資料と共にお互いの共通した特徴が示しだされました。 茶話会では高橋先生からの貴重なお話を、紅茶とお茶菓子をいただきながら楽しみました。 当日の様子を写真でご紹介いたします。 講演会の様子 左右のスクリーンに図版を映しながら講演がおこなわれました。 茶話会の様子 文化史学特別演習(ロンドン研修)に参加した学生が現地で購入した 紅茶と清泉カフェで購入したスコーンを頂きました。 高橋先生を囲んで記念撮影