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文化史学科研究室 春休みの開室について

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 文化史学科研究室です。 大学は1月30日(日)から3月31日(木)まで春期休暇となります。 文化史学科研究室は基本的に9時から17時までの開室となりますが、日によってはお休みをいただいたり、早めに閉まってしまうこともあります。 下記カレンダーをご参考ください。 閉室日の追加(2月10日現在) 2月10日(木)

「女性史」スペシャル補講開催!

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 文化史学科研究室です。 昨年末の補講期間、学内では「女性史」(担当:大井知範先生)のスペシャル補講が開催されました。 410教室に掲示されたポスター 「女性史」の補講なので参加者はもちろん授業の履修者のみ。ですが、なぜか事前参加登録制となっていました! 授業なのに登録制?不思議な気もしますが、スペシャル補講の教室である410教室に掲示されたポスターを見て納得。そう、スペシャル補講は大井知範先生主催の『ミュージカル「マリー・アントワネット」上映会&トークイベント」だったのです。 「女性史」の授業では激動の近代ヨーロッパを生きた3人の女性に光を当て、彼女たちの生涯を通じて「移り変わる時代を生きる」とはどういうことかを考えたそうです。この3人の女性のひとりがフランス王妃マリー・アントワネットだったのです。そして、マリー・アントワネットについて学ぶ上で教材として使用されたのがミュージカル「マリー・アントワネット」だったのです。 授業では細切れで上映されたそうで、そちらを通して観る!という企画でした。 当日配布されたプログラム もちろん、観るだけでは授業になりません。そこで、上映後に 質問回答討論会 韓国版の紹介 マリー・アントワネットベストソング投票結果発表 大井先生の「推し」 などのプログラムも盛り込まれたようです。 参加した学生さんたちは半日かけてマリー・アントワネットについて学ぶという、とても濃厚な時間を過ごすことができたのではないでしょうか。 では、早速スペシャル補講を企画されました大井先生にその思いを熱く語っていただきましょう! 大井先生よろしくお願いいたします。 *** 「女性史」という授業は、文化史学科の歴史学系の講義科目です。女性が主人公の歴史ミュージカルを活用した授業ですが、ミュージカルそのものを学ぶ授業ではありません。ミュージカルを通して歴史を知り、それを糸口に実際の史実を深く学ぶ、そして心で感じたこと、頭で考えたことを自分の言葉で表現する、それが「女性史」という授業のコンセプトです。 つまり、ミュージカルを通して歴史の世界へ足を踏み入れ、心と頭を揺さぶられながら感性と思考の両輪をフル回転させる、新感覚のアクティブ・ラーニングといえるでしょう。 また、ミュージカルというエンターテインメント作品には、我々現代人の歴史観がおのずと投影されています。それゆえ