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5月, 2022の投稿を表示しています

気になる!文化史学科の学生さんってどんなことに興味を持っているの?

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 文化史学科研究室です。 前期も残り半分となりました。 今回は 文化史学科の学生さんから見た、文化史学の魅力 についてご紹介いたします! 文化史学科の学びは時代も地域も分野も多岐にわたります。 そんな中で、 学生さんたちはどのような分野に興味を持っているの? どんな風にテーマを選んでいるの? 授業ではどんなことを発表しているの? ということについてお伝えできればと思っています。 全3回に分けてお届けしますので、ぜひお楽しみに! 文化史学科研究室には様々な分野の本が並んでいます

文化史学特別演習★長崎研修旅行

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 文化史学科研究室です。 コロナ禍のため2年間中止となっていた文化史学特別演習が復活いたしました! 残念ながら海外へ行くことはできませんが、その分、国内へ目を向けることとなりました。 そう、文化史学科初!の国内研修旅行です。 2022年度の行き先は長崎県。 「旅をつくって歴史を知る:長崎・平戸・外海・島原の旅」、そのタイトルの通り、プランは往復の飛行機とホテルだけで行き先は真っ白です。 学生さんたちが皆で見学先を考え、旅を作るという、スペシャルな旅になります。 説明会で配布された資料 その第1回目の説明会が開催されました。 説明会では今後の予定について担当の木川先生よりお話がありました。訪問計画書、しおりの作成をはじめ、清泉祭(学園祭)の準備など、内容は盛りだくさんです。 班ごとに班長・副班長も決めました。 班は「平戸」「外海」「長崎」の3班。これからこの班ごとに話し合いを重ね、旅を作ります。一体どんな旅ができあがるのでしょうか。楽しみですね! 文化史学科らしい旅を企画してくださいね! 今後も文化史学特別演習の様子をご紹介していきますので、お楽しみに! 班ごとに分かれて話し合い中

高野禎子先生 「おすすめ!学内スポット」紹介

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 文化史学科研究室です。 連休も明け、学内にも学生さんの姿が戻ってきました。 新緑の季節となり、大学奥庭の木々も緑濃く、爽やかな季節となりました。 「文化史学科の先生方 おすすめ!学内スポット」シリーズ。 第2回目の5月は西洋美術史がご専門の高野禎子先生です。 高野禎子先生 専門分野:西洋中世美術史 シャルトル大聖堂、パリのサント・シャペルのステンドグラスについて研究している。歴史的な背景や図像プログラムに関する研究の中で、特に注目しているのは「ヨハネ黙示録」「最後の審判」のテーマ;シャルトル大聖堂南薔薇窓、サント・シャペル西薔薇窓、聖ヨハネ伝窓を詳細に調べている。 高野先生のおすすめスポット  本館前の芝生の庭   本館を設計したジョサイア・コンドルは、明治10年に英国から来日して日本庭園に魅了されました。英国の伝統とは異なる日本庭園の歴史を学んだコンドルが、本館の建物自体もさることながら、それをより美しく見せる工夫として、この芝庭をつくったように思います。是非、お庭を散策して下さい。緑豊かな「ふうの樹」も清泉の大切な宝です。 高野先生へのインタビュー  ● 芝生の庭でたたずむ際、一番好きな季節や時間帯はいつですか?   朝の光で見る中庭、朝1限目の授業前です。春かな?  朝日を浴びて輝くふうの樹 ● ふうの樹はどんな樹ですか?  星野立子の俳句《 囀(さえずり)をこぼさじと抱く大樹かな 》にあるようなおおらかさと優しさを、この樹を見るといつも感じます。 学生たちの成長を見守ってくれて有難うと、この樹の精にお礼を言いたい。  ● コンドルに家を建ててもらえるとしたら、どのような家を建ててもらいたいですか?   そうですね。数寄屋風を基調にして、あまり大きくない地味なもの、とでも要求するかと思います。   躑躅(ツツジ)の前で記念撮影

文化史学科教員作成!教科書★第2弾『恋する文化史』

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 文化史学科研究室です。 文化史学科の先生方が手掛けた、文化史学科のスペシャル教科書『恋する文化史』皆さんはもう読まれましたか。 『文化史をあるく』『文化史のなかのことばたち』に続き3冊目となった『恋する文化史』、「恋」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 好きな人、好きなもの、好きな場所、好きな食べ物・・・ きっかけは小さな事かもしれません。 誰かを、何かを好きになってしまったら・・・それが「恋」なのだと思います。 ちなみに、私はイギリスの古い時代(7世紀頃)の王様に恋し、文化史学科での学びを決意した!経歴があります。 文化史学科の先生方作!『恋する文化史』 *** 『恋する文化史』を読んだ学生さんたちから感想も届いていますのでご紹介いたします! 私は木川先生のページが一番印象に残りました。 肖像画とは画家が描きたい時に自由に描いたものだと思っていましたが、権力者たちが力を示すためだったり、お見合い写真として使うために頼んで描かせたという場合もあるのだと初めて知りました。 肖像画に描かれてる=貧しい階級の人ではないという考え方も初めてで印象的でした。 西洋美術にはラテン語やギリシア語がよく書かれているとわかり、他言語にとても興味がわきました。 (文化史学科2年 Kさん) 先生方が研究している分野について細かく書いてくださっているので、自分が学びたいことや、研究したいことはどの先生の元で出来るのかなどについての参考になりました。 (文化史学科2年 Mさん) 授業は先生方の専門の話を聞くことは少ないので、『恋する文化史』では専門の分野について読むことができ、先生方の愛をたくさん感じられます。とある人物の一生であったり、作品に重点を置いていたりと様々で、おすすめの本や実際の写真を載っているため『恋する文化史』を読めば学びたいことを見つけられます。 先生方がおすすめする映像作品も見てみたいと思っています! (文化史学科2年 Tさん) 世界史のあらゆる場所や時代で存在していた、様々な形の「愛」を垣間見ることができました。個人的に、それぞれの言語で歌や言葉が載っているところが好きなポイントです。また、専攻としていない分野の話も知ることができ、読んでいてとても楽しい一冊でした。 (文化史学科4年 Sさん) 先生方の「愛」がたくさん詰まった『恋する文化史』、ぜひ読んでみてくださ

ガーデンパーティー2022

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 文化史学科研究室です。 4月24日(日)、ガーデンパーティーが催されました。 新型コロナウイルス感染症の流行で、2020年は中止、2021年はオンライン開催となりましたので、3年ぶりに対面での開催です! この4月に入学した新入生を歓迎するとともに、学内の様々な課外活動を知ってもらうため、各団体に所属している上級生がステージ発表や展示などを行います。 さらに例年であれば、団体ごとに食品の販売もあり、学生たちにとってもお楽しみのひとつとなっているのですが…今年度は新型コロナ感染症対策のためかないませんでした。 その代わりに、文化史学会では学会生たちが趣向を凝らした展示を作成しました。力作の一部をご紹介します! まず正門をくぐってすぐの坂道を登っていくと、石垣に沿って各団体の看板が並びます。 文化史学会の看板は細かいところまで書き込まれており、ひときわ目を引きます! つづいて、教室内の展示は文化史学科の紹介や、先生方へのインタビュー、学会生が興味のある事柄に関してまとめたレジュメや、図版のコピーなどなど。 特に学会生のまとめたレジュメはどのテーマもとても興味深いので、今後このブログで詳しく取り上げていきたいと思います。どうぞお楽しみに!