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7月, 2019の投稿を表示しています

個人面談 1年生&2年生

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文化史学科研究室です。 今年も個人面談が実施されました。 昨年までは新1年生のみが面談を受けていましたが、今年は全学年で実施されました。 1年生・2年生はそれぞれ、新入生合宿時のグループ担当の先生と、3年生・4年生はゼミの先生との面談になります。 上級生は先生と一対一で話すことには慣れていると思いますが、新入生にとってはドキドキな時間だったのではないでしょうか。 そんな個人面談の様子をご紹介いたします!  【1年生 大井先生(西洋史)と面談】 大井先生と面談中の1年生 1年生の必修科目である基礎演習(5人の先生が順番に講義をする授業)、ちょうど大井先生が授業を担当されているとのことで、終始、笑いあふれる面談となりました。 旅行先として考えているウィーンについて、エリザベートやクリムト展に関する話で盛りあがっていました。 また、大学院進学を考えているとのことで、そのことについても先生に相談していました。  鈴木先生と面談中の2年生 【2年生 鈴木先生(西洋思想史)と面談】 入門演習(2年生のゼミ)で鈴木先生の授業を履修している学生が鈴木先生との個人面談を受けました。 ふかふかのソファーに座っての面談、学生生活を中心に新入生合宿について話をしました。文化史学会役員として新入生合宿を引率した経験をもとに、なぜ合宿がおこなわれるようになったのかについて、意見を交わしていました。 3年生、4年生の個人面談の様子は後期にご紹介いたします!お楽しみに。

中野渡先生(日本史)と行く!古墳巡りツアー

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文化史学科研究室です。 文化史学科4年生から素敵な報告が届きましたのでご紹介いたします。 今年度から文化史学科の教員になられた中野渡先生(日本史)のゼミで古墳を見に行ったそうです。 多摩川台公園内の古墳群 土の中から出てきたものが大好きな私としてはとても興味のあるツアーだったのですが、もちろんツアー実施日は仕事、おとなしく研究室で働いていました。 学生から届いた当日の様子です。 * * * 6月4日(火)、日本文化史演習Ⅰ(日本古代史)のゼミで多摩川台公園内の古墳群見学に行ってきました。多摩川台公園内には、亀甲山古墳と宝莱山古墳という大型の前方後円墳と、8基の群集墳である多摩川台古墳群が並んでいました。 古墳群を歩いて見学しました 緑が多く、気持ちよさそうですね! 亀甲山古墳は周囲が柵に囲まれていて中に入って見ることはできなかったのですが、古墳のくびれ部分は確認することができ、全体の大きさにも圧倒されました。 また、主体部の埋葬施設は調査がなされておらず、現在でも古墳の中に何かが残っているかも知れないというのは、とても興味深かったです。 亀甲山古墳から宝莱山古墳までの歩道には群集墳が並んでいました。群集墳も少しずつ大きさが違っていたり、はっきりと円形がわかるものがあったりと、同じ古墳でも少し違いが見られて面白かったです。 宝莱山古墳は昭和時代の土とりで後方部が少し削られてしまっていました。その際に、埋葬施設が露出して副葬品が出土したとされています。宝莱山古墳は、古墳のくびれ部分を反対側まで歩道で横断することができ、古墳を上から眺めながら古墳の高さを実感することができました。 古墳の見学後には、近くの浅間神社にも立ち寄りました。この神社は古墳の上に建てられたものだそうです。神社の石段は溶岩のような石が使われており、あまり見ないものでした。また、勝海舟直筆の石碑があったり、神社内の舞台から眺める多摩川の景色はとてもきれいでした。 記念に御朱印もいただきました。  浅間神社内に置かれていた 勝海舟直筆の石碑  古墳見学後に立ち寄った 浅間神社

プラハ・ウィーン研修旅行 ミニシンポジウム

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文化史学科研究室です。 文化史学科では毎年夏に海外でおこなわれる授業があります。 文化史学特別演習という授業で、今年度はプラハとウィーンを旅します。 履修可能な人数は30名。 単に旅行するだけでなく、学内でおこなわれる説明会、7回にわたる事前学習会、しおり作成、レポート提出や秋に開催される学園祭での展示発表などもおこなっていかなければなりません。 そんな事前学習会の一環としてミニシンポジウムが6月19日(水)におこなわれました。 文化史学科の井上先生(宗教史)、坂田先生(キリスト教思想史)、鈴木先生(西洋思想史)の先生方が登壇され、「プラハの文化・歴史・宗教」について講義がおこなわれました。  研修旅行に参加する学生からシンポジウムの様子が届きましたので、ご紹介いたします。   * * *   井上先生(宗教史)と 講義を聞く参加学生たち 今年の「文化史学特別演習(海外研修旅行)」は、プラハとウィーンの2都市を中心に巡ります。 6月19日(水)。この日、今夏の研修旅行に備えて井上先生(宗教史)、坂田先生(キリスト教思想史)、鈴木先生(西洋思想史)による事前学習会兼ミニシンポジウムが開催されました。 この事前学習会では、とくにプラハについて、「シナゴーグ」「ヤン・フス」「フランツ・カフカ」という3つのテーマに沿って学びました。 はじめに、井上先生による「シナゴーグ」の解説から。 ユダヤ教の公的な祈祷・礼拝の場所を指す「シナゴーグ」。一口にそう言っても「建物全体がエルサレムに向いていなければならない」ということ以外、形や大きさについては特に条件がないため、その土地や時代の建築様式を反映した様々な外観が見られるのだそうです。 他にも、ユダヤ人にとって「プラハ」とはどういった場所なのか等、興味深い話に学生たちは真剣に耳を傾けていました。  「チェコとフス」というテーマで 講義された坂田先生 (キリスト教思想史) 続いて坂田先生による「ヤン・フス」の解説では、彼の来歴・人物像や、その思想が後世の人々にどのような影響を与えたか等を知ることが