文化史学科の学び紹介 Vol.3:東洋史概説a

 文化史学科研究室です。


2023年度の文化史ブログでは「文化史学科の学び」を紹介していく新シリーズをがスタートいたしました。

第3回目は「東洋史概説a」についてご紹介いたします!


東洋史概説a

担当教員

  石野一晴先生
  
地図を使い高句麗の位置を示す石野先生


石野先生からのコメント

東洋史概説は、「中国」を中心に東洋史の通史を学びます。
現在の中華人民共和国は、ヨーロッパに匹敵する広さを持ち、見た目も文化的背景も異なる14億人もの人々が暮らしています。このような多様性を内包する「中国」はどのようにして生まれたのでしょうか。
高校で中国史が大好きだった学生さんはもちろん、少々苦手だった皆さんにも親しんでもらえるよう、色々と工夫をこらしています。皆さんも、この隣国の歴史を楽しみながら学んでみませんか?


授業内容:先史時代から唐代まで

  • 中国の古代文明 
  • 春秋戦国時代 
  • 始皇帝と統一王朝の時代 
  • 漢帝国の隆盛 
  • 後漢の衰退と三国時代 
  • 晋・五胡十六国から北朝へ 
  • 六朝時代 
  • 南北朝の統一 
  • 大唐帝国の隆盛 
  • 安史の乱と唐宋変革  など
   

今回、お邪魔した授業では、後半に学生同士、調べたことを伝え合う、ちょっとしたゲームのようなことを取り入れていました。
題して、「東洋史関連用語を教え合おう」です。
学生さんたちは事前に調べた用語をノートやパソコン、スマートフォンなどにメモし、その情報を他の学生さんたちに説明する。
最初は自分の座っている席の近くの学生さんとのやり取りばかりでしたが、時間が経つにつれて教室内を移動し、たくさんの学生さんと情報交換をおこなっていました。
また、説明を聞いた学生さんは説明してくれた学生さんに一つ質問をします。
果たしてどのような質問が飛び交ったのでしょうか。
気になる方は、ぜひ授業を受講してみてくださいね。



履修可能な学年

 1年生・2年生

 

授業を履修している学生さんからのコメント

一から丁寧に教えてもらえるので、東洋史の知識がゼロの人にもオススメです!
質問をコメントペーパーに書くと、次週までに先生が答えてくださるので、分からないまま、授業においていかれる心配もいりません。 
(文化史学科2年 Sさん)

中国の歴史にあんまり詳しくないよ!という方も楽しめる講義になってます。
西洋史と日本史で区別しがちですが、東洋史も知れば知るほど面白いのでとてもおすすめです!
毎回先生がレジュメを作って下さるので授業においていかれる心配もありません。
(文化史学科1年 Oさん)

もともと中国史が好きで、絶対に東洋史概説を受けたい!と思っていました。高校時代から東洋史が丁寧に学べる清泉に魅力を感じていました。
授業は画像や参考資料、レプリカなども持参して下さって大変分かりやすく勉強になります。
石野先生の生徒が退屈しないように工夫して歴史的な面白い話を混ぜてくださるところが好きです。生徒の質問ひとつひとつに全て答えてくださいます。
(文化史学科1年 Iさん)

東洋史概説は講義型の授業です。今回のように東洋史関連のキーワードを履修者同士教え合うのは初めてでした。キーワードを調べて互いに教え合ったことで新たな知識を得ることができ、東洋史に興味を持つことができました!
(文化史学科1年 Kさん)


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