文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」②

文化史学科研究室です。

文化史学科を卒業した先輩に「現在のお仕事」と、「卒業したからこそわかる!文化史学科の魅力」をインタビューしました。



精密機器メーカー管理系職種の仕事に就いた理由

人事部で働いています。
メーカーの事務系で就職先を探しました。就職課のサポートもあり、最後に受けたのが今の企業です。
地元の企業であること、事務系総合職が良かったので、全ての希望に沿っていました!


働いていて、大学の学びが役に立った瞬間はありますか?
    就職活動中の学生への会社紹介や社内での資料作成、プレゼン等の機会が多くある仕事をしています。その中で、学芸員資格取得の授業の中で学んだ「知識のない相手に分かりやすく伝える力」が役に立っています。
      また文化史学科では歴史や文化、美術作品や哲学など幅広く学ぶ中で「想像する」機会が沢山あります。相手の立場を理解し想像して、分かりやすく伝える工夫を常に意識するようになったのは、文化史学科で4年間学んできたからだと思います。
        学会活動を通して、先輩後輩関係なく、メンバーと一緒に何かをしていくという経験も役立っています。


        どんな時に文化史学科で学んだことを思い出しますか?

        友達と会った時!
        仲が良かった友達とは定期的に会っています。授業のことや、「あんなことあったよね~」みたいなことを話している時に思い出します。

        美術館に行ったとき!

        ぼーっとしている時!
        鈴木先生の話を思い出します。


        今も印象に残っている授業はなんですか?

        木川先生の美術史
        美術史の授業は敷居が高いイメージがあるけど、美術作品って堅苦しく見なくても良い!ということを学びました。先生は直感を大事にして作品を見ていらっしゃるようです。

        鈴木先生のゼミ
        『僕たちの倫理学教室』をゼミ生で読みながら考えていく授業。テーマは難しいものを扱っていたけど、ゆっくり、分かりやすく進めていけたので楽しく学べました!
        哲学も堅いイメージがあるけれど、「もの」って人の数だけ見方があると学んだ授業です。


        文化史学科に入学する前と卒業した後で、なにか自分の中で培われたものがありますか?

        視野の広さ、他者理解
        過去の人々、芸術、文化を学ぶことで、立ち止まって考えるようになりました。
        また、自分の中では見つからない新しい視野も得られるようになりました。

        人との関わり
        高校時代、自分から話しかけるということにとても緊張していました。
        大学では人との交流は自分次第でいくらでも広げられることを知りました。学生も優しく、
        緊張しなくて良く、フラットな自分でいられました。


        文化史学科の好きなところはどんなところですか?

        先生方、助手さんも学生も穏やかで、温かい!面白い!!
        おもしろい授業がたくさんあるところ。美術系や歴史が好きなら面白い授業がたくさんあります!


        受験生へのメッセージ!
        もし、もう一度受験生に戻るとしたら、文化史を選ぶと思います。大学生の時も「卒業したくない!」と思っていましたし、今でも戻りたいと思います。

        大学で出会った先生や友達は一生の宝です。

        悩むこともたくさんある時期だけど、どんな進路に進んだとしても、その道が素敵なものになりますように!

        最初から哲学科とかは選んでいなかったと思います。入学してから選べる!というのが良かった!色々学べる、専攻をどれにするかも選ぶこともできる、幅の広さが魅力の一つです。


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