狐塚裕子先生 「おすすめ!学内スポット」紹介

 文化史学科研究室です。


「文化史学科の先生方おすすめ!学内スポット」シリーズ。

第8回目の2月は日本史がご専門の狐塚裕子先生です。






狐塚裕子先生

専門分野:日本史

日本近代における政治と宗教の関わりについて、また近年は日本と朝鮮との関係、特に維新後日本が本格的に影響力を強めるまでの両国の関係について研究しています。






狐塚先生のおすすめスポット 

3号館の旧正面入り口

本館とともに重要文化財になった3号館(旧島津家事務所)ですが、

本来の入り口は現在の反対側、

5号館(ウエルネスセンター)との間にあります。

気づかない人が多いのですが、なかなか風格がありますよ。



狐塚先生へのインタビュー

旧島津家事務所(現在の3号館)ではどのような方が働いていたのでしょうか?

旧島津家事務所では華族の家の事務を執る家職や島津歴史編纂所の人々が働いていました。
島津家のような有力華族の家職のトップには家令が、そして家令の下には家扶がおり、事務だけでなく、対外的、財政的なことなど家の運営をになっていました。
また、島津歴史編纂所が2階におかれていました。当時は華族の家史や歴史編纂が盛んにおこなわれていた時代でもあり、ここでは大部の『薩藩海軍史』も編纂されました。

●もし、先生が旧島津家事務所で働くとしたら、どのような仕事をされたいですか?

島津歴史編纂所で編纂事業に関わる仕事をしたいです。


旧正面入り口でぜひ皆さんに見ていただきたいポイントを教えてください

3号館の本来の入り口は別にあった!ということは、実はあまり知られていません。
素朴ですが重厚な入り口なので、じっくり見ていただきたいです。


3号館旧正面入り口を案内する狐塚先生
(7月に撮影)



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