文化史旅 ―長崎・平戸・外海・島原―

 文化史学科研究室です。


コロナ禍のため2年間中止となっていた文化史学特別演習が復活!
夏期休暇中に22名の学生さんと井上まどか先生(宗教史)、木川弘美先生(西洋美術史)が長崎を旅しました。
研修旅行に参加した学生さんから旅の様子が届きましたのでご紹介いたします。



文化史旅 ―長崎・平戸・外海・島原―

8月21日から25日の5日間、長崎へ研修旅行に行きました。この5日間で多くのことを体験し、参加した学生はそれぞれの視点で学びを深めることが出来ました。

研修旅行に行く前に、平戸班、外海(そとめ)班、島原班の3班に分かれて準備しました。バス行動や長崎市内の訪問地を一から自分たちで選び、先生方からアドバイスを頂きながら実際の旅程へと組み込んでいきました。

選んだ訪問地についてそれぞれ担当を分け、訪問地がどんなところで、どんな見どころがあるかを調べ、1冊のしおりにまとめました。


1日目

羽田空港から飛行機に乗り、長崎へ向かいました。

平戸に着いてからは、平戸オランダ商館、松浦資料博物館、平戸ザビエル記念教会、平戸城の順に訪問しました。

平戸は特に外国との関わりが深く、貿易に関連する展示物が沢山ありました。中でも平戸オランダ商館で展示されていた妖怪に関する展示がとても面白かったです。夜ご飯は全員で佐世保バーガーを食べました。お肉がジューシーで美味しかったです。


2日目

外海に行きました。天福寺、遠藤周作文学館、出津文化村、出津教会堂、大野教会堂、黒崎教会堂、枯松神社と多くのキリシタン関連施設を訪れました。潜伏キリシタン達がどのようにして、信仰を守り抜いたのかを学ぶことが出来ました。

2日目も天気が良く、空と海のコントラストが美しかったです。


3日目

島原に行きました。島原城、南島原有馬キリシタン遺産記念館 、原城を見学しました。キリシタン弾圧や島原の乱に関する展示などが多かったです。南島原有馬キリシタン遺産記念館では、分かりやすくガイドをして頂き、とても勉強になりました。



4日目

長崎市内を班ごとに分かれて、見学しました。

私たちの班は、長崎原爆資料館、浦上天主堂、長崎歴史博物館、眼鏡橋、出島に行きました。長崎の歴史や文化を学ぶことが出来ました。また、前日までの3日間で教えて頂いたことなどと照らし合わせながら見学したことにより、より一層深く学ぶことが出来ました。


5日目

最終日ということもあり、自由行動でした。みんな、思い思いの場所を訪れていました。

私は、崇福寺、風頭山にある龍馬像、亀山社中、若宮稲荷神社、興福寺、光永寺を周りました。幕末に活躍した坂本龍馬ゆかりの地を時間いっぱい見学出来て、楽しかったです。


そして、この5日間で学んだことを11月にある清泉祭(文化祭)で、展示する予定ですので、ぜひご覧ください。

お待ちしています!






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