2016年度オープンキャンパス(2)


清泉女子大学文化史学科です。今回は、前回に引き続き、今年度に行われたオープンキャンパスの模擬授業についてお知らせいたします。清泉女子大学の文化史学科ではどのような授業を行うのか。その一端に触れていただければと思います。

今回は8月に行われた模擬授業のご紹介です。




 










①先生のご専門   近世日本思想史 (特に、儒教思想)

②今回のテーマ   尊王攘夷とは何か

③内容の要約     幕末を舞台にしたドラマや映画で、よく聞くこのフレーズ。幕末の日本史に興味があるひとだけではなく、誰しも耳にしたことがあるはずです。この言葉は、徳川幕府を崩壊させ、明治維新へと導いた重要な考え方から生まれてきました。いったいなぜ、どのような理由で、この言葉は生まれてきて、影響力を高めていったのでしょうか。それは、江戸時代後期に寺子屋・私塾・藩校などの教育施設が発展し、知識層が形成されていったこと、そうした場所で国学や儒教思想が盛んになったことが関係していました。特に、王を尊重し、異民族である「夷狄」の侵入をみんなで力を合わせてくい止めよう、という中国の春秋時代のスローガンが「尊王攘夷」という言葉を生みだしていったのです。この模擬授業の内容については、配布資料と視覚資料をご覧ください。

④配布資料         梅澤教授配布資料

⑤視覚資料         梅澤教授パワーポイント資料

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