2016年度オープンキャンパス(3)



清泉女子大学文化史学科です。前回に引き続き、今年度に行われたオープンキャンパスの模擬授業についてお知らせいたします。清泉女子大学の文化史学科ではどのような授業を行うのか。その一端に触れていただければと思います。

今回は9月に行われた模擬授業のご紹介です。

















①先生のご専門  中世日本美術史 (特に鎌倉時代の仏像彫刻)
 
②今回のテーマ 仏像の中にあるもの

③内容の要約    仏像の中には何があるのか?ふだんは、外からしか見ることのない仏像。その中には、「銘記」が書かれていること、「納入品」が納められていることがあります。その目的は、「①仏像にその仏像としての性格を与えるため」「②仏像に願いを込めるため」のふたつです。たとえば、薬師経という薬師如来のことを書いたお経が納入品としてはいっているから薬師如来像であるとわかる仏像があります。つまり、金属とか土とか木とかでつくった仏像が仏像として信仰の対象となるのは、そういう納入品があるからなのです。そういう仏像と個人を結びつけるための、個人の祈りにかかわる銘記や納入品もありました。これは仏像のさまざまな秘密のほんの一例です。この模擬授業の内容については、配布資料と視覚資料をご覧ください。

④配布資料      山本教授配布資料 
 
⑤視覚資料      山本教授パワーポイント資料

 

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