文化史学科の学び紹介Vol.9 :文化史入門演習(歴史:西洋史2)
文化史学科研究室です。
2023年度の文化史ブログでは「文化史学科の学び」を紹介していく新シリーズをがスタートいたしました。
第9回目は2年生の選択必修科目「文化史入門演習(歴史:西洋史2)」についてご紹介いたします!
文化史入門演習(歴史:西洋史2)
担当教員
大井知範先生
授業内容:
授業では『レ・ミゼラブル』(ヴィクトル・ユーゴー原作)に関連する英文を読み、この作品の真髄に触れながらヨーロッパ近代史を探究しています。ミュージカル映画(2012年公開)の映像も使用して授業が進められています。
また、個人研究構想の発表も実施し、3年次に向けた個人研究テーマの具体化と発展もめざします。
発表を聞く大井先生とゼミ生たち |
履修可能な学年
2年生
大井先生からのコメント
この入門演習では、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』を使用し、英語力と感性を磨きながら西洋史の学びを深めます。
少人数制の特性をいかし個人研究発表やディスカッションも多く取り入れていますので、学んだことを仲間と一緒に語る楽しさを味わっていただけたらと思います。
学生さんの発表にコメントする大井先生 |
授業を履修している学生さんからのコメント
この授業ではミュージカル『レ・ミゼラブル』の鑑賞を元に授業を進めるため、歴史的考察や英語に苦手意識がある人でも取り組みやすいと感じました。毎週英語の劇中歌を翻訳する課題が出され、ミュージカルも字幕版を扱うため英語に触れることが多いですが、翻訳の課題は辞書の使用が自由ですし字幕があればストーリーを見失うことも無いため気持ちに余裕を持って取り組むことが出来ました。
また、授業内で1人1回「個人研究発表」という今後卒論に向けて研究したいテーマについての発表の場が設けられ、レジュメを作成し5分から10分ほどで研究の概要や成果を話します。先生を含めた生徒の前で発表するのでかなり緊張しましたが、発表後の質疑応答や先生からの今後へのアドバイスを受けてテーマに対する考えや今後の方向性が少し明確になったように思います。(文化史学科2年 Iさん)
コメント
コメントを投稿