文化史学科30周年記念シンポジウム 開催報告

 文化史学科研究室です。

本年度、文化史学科は創立30周年を迎えました。清泉祭第1日目に合わせ、11月4日(土)、30周年を記念するシンポジウム「言葉の力:文化史学科の学びを考える」(文化史学科主催、人文科学研究所共催)が開催されました。

シンポジウムでは、桃井治郎准教授による講演「読解と叙述の役割」および鈴木崇夫教授による講演「言葉の力と言葉の「限界」について」に続き、両講演者および石野一晴准教授、木川弘美教授、文化史学科卒業生の小池朋実さん(埼玉県狭山市立博物館学芸員)による討議が行われ、「言葉の力」をキーワードに文化史学科の学びと教育について見つめ直し、その特徴や意義について議論が交わされました。

シンポジウムに登壇された先生方と卒業生

シンポジウムの様子

当日は、文化史学科で教鞭をとられた旧教員の先生方や卒業生、在校生など約40人が参加し、シンポジウム後には懇親会も開催され、和やかな雰囲気の中で懇談が行われました。

来場した方々からは、「卒業以来、「学ぶ」ことから離れていた自分にとって、今回のシンポジウムでの先生方のご講演は学生時代を思い出し、文化史学科の学びで得た学びの重要性や価値を実感する時間になりました」というご感想や「文化史学科の学びは人生を豊かにするということは就職した現在でも実感しているところです」というご感想も寄せられました。

懇親会の様子

なお、シンポジウムの内容は、来春発刊予定の『清泉文苑』(清泉女子大学人文科学研究所)第41号にて掲載予定です。


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