文化史学序説:自分だけのオリジナル教科書を作ろう!
文化史学科研究室です。
『疫病と文化史』は文化史学科1年生の必修科目「文化史学序説」の教科書として作成されたものです。
7月5日(火)、「文化史学序説」の最後の授業がおこなわれました。
(「文化史学序説」についてはこちらの記事をご参照ください)
140教室で授業が始まりました |
「グローバル化 vs 疫病の歴史」
今回のご担当は西洋史がご専門の大井知範先生。
教科書はもちろん先生方が作成された『疫病と文化史』。
でも、大井先生のページは他の先生方のページとちょっと違います。
そう!授業を聞きつつ、学生さん自らが教科書に学んだことを書き込み、オリジナル教科書を作れるようになっているのです!
自分だけの教科書…。ちょっとドキドキする響きですね。
学生さんたちはどのような教科書を作ったのでしょうか。
気になりますが、そこは想像に留めておきたいと思います。
きっと素敵な教科書が出来上がっているのではないでしょうか。
『疫病と文化史』のご紹介
前半は、授業紹介:文化史学序説のブログでご案内いたしましたので、今回は後半5回の授業をご紹介します。
後半6回の授業と担当教員
- 聖アントニウスの火:疫病と芸術(担当:木川先生…西洋美術史)
- 疫病がもたらしたもの:18-19世紀のロシアを事例として(担当:井上先生…宗教史)
- 疫病と memento mori(死を想え) (担当:鈴木先生…哲学)
- ステンドグラスにみる《死と復活》 (担当:高野先生…西洋美術史)
- グローバル化 vs 疫病の歴史 (担当:大井先生…西洋史)
人びとが疫病のある世界でどのように生きぬいてきたか、『疫病と文化史』を通して考察を深めてもらいたい…そんな先生方の思いが詰まった教科書です。
この教科書については後期に詳しくご紹介いたしますのでお楽しみに!
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