高野禎子先生 「おすすめ!学内スポット」紹介

 文化史学科研究室です。


連休も明け、学内にも学生さんの姿が戻ってきました。

新緑の季節となり、大学奥庭の木々も緑濃く、爽やかな季節となりました。


「文化史学科の先生方おすすめ!学内スポット」シリーズ。

第2回目の5月は西洋美術史がご専門の高野禎子先生です。


高野禎子先生

専門分野:西洋中世美術史

シャルトル大聖堂、パリのサント・シャペルのステンドグラスについて研究している。歴史的な背景や図像プログラムに関する研究の中で、特に注目しているのは「ヨハネ黙示録」「最後の審判」のテーマ;シャルトル大聖堂南薔薇窓、サント・シャペル西薔薇窓、聖ヨハネ伝窓を詳細に調べている。






高野先生のおすすめスポット 


本館前の芝生の庭 


本館を設計したジョサイア・コンドルは、明治10年に英国から来日して日本庭園に魅了されました。英国の伝統とは異なる日本庭園の歴史を学んだコンドルが、本館の建物自体もさることながら、それをより美しく見せる工夫として、この芝庭をつくったように思います。是非、お庭を散策して下さい。緑豊かな「ふうの樹」も清泉の大切な宝です。



高野先生へのインタビュー 

芝生の庭でたたずむ際、一番好きな季節や時間帯はいつですか? 

朝の光で見る中庭、朝1限目の授業前です。春かな? 

朝日を浴びて輝くふうの樹

ふうの樹はどんな樹ですか? 

星野立子の俳句《 囀(さえずり)をこぼさじと抱く大樹かな 》にあるようなおおらかさと優しさを、この樹を見るといつも感じます。 学生たちの成長を見守ってくれて有難うと、この樹の精にお礼を言いたい。 


コンドルに家を建ててもらえるとしたら、どのような家を建ててもらいたいですか? 

そうですね。数寄屋風を基調にして、あまり大きくない地味なもの、とでも要求するかと思います。


 

躑躅(ツツジ)の前で記念撮影



コメント

このブログの人気の投稿

文化史学特別演習ーイタリア研修旅行ー 参加学生によるポスター発表!

文化史学科を卒業した先輩に聞きました!「文化史学科の魅力」①

文化史学科の学び紹介Vol.11:発展講義2