中野渡先生(日本史)と行く!古墳巡りツアー

文化史学科研究室です。


文化史学科4年生から素敵な報告が届きましたのでご紹介いたします。


今年度から文化史学科の教員になられた中野渡先生(日本史)のゼミで古墳を見に行ったそうです。
多摩川台公園内の古墳群
土の中から出てきたものが大好きな私としてはとても興味のあるツアーだったのですが、もちろんツアー実施日は仕事、おとなしく研究室で働いていました。


学生から届いた当日の様子です。


* * *


6月4日(火)、日本文化史演習Ⅰ(日本古代史)のゼミで多摩川台公園内の古墳群見学に行ってきました。多摩川台公園内には、亀甲山古墳と宝莱山古墳という大型の前方後円墳と、8基の群集墳である多摩川台古墳群が並んでいました。
古墳群を歩いて見学しました
緑が多く、気持ちよさそうですね!

亀甲山古墳は周囲が柵に囲まれていて中に入って見ることはできなかったのですが、古墳のくびれ部分は確認することができ、全体の大きさにも圧倒されました。また、主体部の埋葬施設は調査がなされておらず、現在でも古墳の中に何かが残っているかも知れないというのは、とても興味深かったです。
亀甲山古墳から宝莱山古墳までの歩道には群集墳が並んでいました。群集墳も少しずつ大きさが違っていたり、はっきりと円形がわかるものがあったりと、同じ古墳でも少し違いが見られて面白かったです。
宝莱山古墳は昭和時代の土とりで後方部が少し削られてしまっていました。その際に、埋葬施設が露出して副葬品が出土したとされています。宝莱山古墳は、古墳のくびれ部分を反対側まで歩道で横断することができ、古墳を上から眺めながら古墳の高さを実感することができました。

古墳の見学後には、近くの浅間神社にも立ち寄りました。この神社は古墳の上に建てられたものだそうです。神社の石段は溶岩のような石が使われており、あまり見ないものでした。また、勝海舟直筆の石碑があったり、神社内の舞台から眺める多摩川の景色はとてもきれいでした。
記念に御朱印もいただきました。

浅間神社内に置かれていた
勝海舟直筆の石碑


古墳見学後に立ち寄った
浅間神社


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