卒業論文 口述試験

文化史学科研究室です。


1月30日、31日の二日間、大学の本館では文化史学科4年生の卒業論文口述試験がおこなわれました。

学生控室では静かに自分の卒論と向き合っている学生さんの姿が目立ちました。
例年はおしゃべりに花を咲かせていることが多いのですが、なぜか今年は・・・静か過ぎました。
1号館ロビーに掲示された口述試験の案内

学生さんたちは試験時間の30分前には控室で待機しているように伝えています。
電車の遅延、その他のトラブルを考慮して、少し早めに来てもらっています。
そのため、スムーズに試験が進んでいきました。


廊下で順番を待つ学生さんの顔には「緊張」の二文字が。
卒業がかかる試験です。緊張するのは当たり前。
私は静かに学生さんたちを見守っていました。たぶん、私自身が学生だった頃も研究室の助手さんはこうして廊下で一緒に順番を待っていてくれていた・・・と思いながら。

順番を待つ学生さん

口述試験二日目の夕方は卒業論文の判定会議が開催されます。
この会議の結果を研究室から該当学生に電話連絡します。
「研究室から電話がかかってきたら・・・それは卒論がダメだったということ」そう思っている学生さんたちに「文化史学科研究室です」と電話をすると、声のトーンが一気に下がります。
「優秀卒論に選ばれました!おめでとうございます!」と伝えると、笑顔に変わる学生さんたち。
4年間見守り続けてきた学生さんたちが笑顔になること、それが研究室助手として一番の幸せです。


卒業論文を書き上げたこと、口述試験で経験した10分間はこれから生きていくための力になることでしょう。
皆さん、卒業論文お疲れ様でした!

山本先生が撮影された写真
口述試験を受ける学生さんから見える風景

口述試験会場

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