旧島津公爵邸 竣工100年記念 文化史学会展示
清泉女子大学の本館、旧島津公爵邸は竣工 100 年を迎え、 5 月 7 日、 8 日に実施された 100 周年記念イベントでは各学科が展示発表をおこないました。 文化史学科は「 100 年前の品川、大崎、五反田」をテーマに 100 年前と現在の品川周辺を比較、また当時盛んだった産業について展示をおこないました。 文化史学会役員の 2 年生(当時は 1 年生)たちは春休み中に品川歴史館、ポーラ文化研究所等を訪れ、様々な資料に触れつつ展示内容について話し合いを重ねました。 100 年前の写真と同じ風景を撮影するため、写真をもとに撮影場所を探す作業もおこないました。 100年前と今の五反田駅 品川歴史館からは「地図から明治・大正・昭和の大崎・品川・大井地域の工場分布をみてみよう 」という地図を譲り受け、教室の床に広げ、展示しました。当日は地図に興味を持ってくださった方も多く、熱心に見入っていらっしゃったようです。 品川歴史館から譲り受けた地図 文化史学会の学生から報告が届きましたのでご紹介いたします。 こんにちは、文化史学会です。 100 周年記念の活動報告をご紹介いたします。 2 月 テーマの決定 品川歴史館からお借りした「ガラス」と「レンガ」 100 年前(文化史学科特有のもの)について調べたい事を相談 100 周年記念の会議で報告 「 100 年前の五反田・品川周辺の出来事」にテーマが決定 品川歴史館を見学 ・どのような内容で展示発表するかを調べる ・品川歴史館で展示されていた「ガラス」「レンガ」に興味を持つ これをメインテーマとすることに ・目黒川ガラスがあったことにより工場産業が盛んだったと知る ・地図を譲り受ける 3 月 展示資料作成 「レンガ班」「ガラス班」「 100 年前と今との写真比較班」の三つの班に分かれ、作業を開始 4 月 展示資料作成 新入生合宿に同行し、レンガと富岡製糸場の関連を調査 5 月6日 準備日 品川歴史館へ行きお借りする物の梱包作業を体験 大学へ運搬 品川歴史館の学芸員の方にご協力いただき展示準備 学会生が朝から展示準備をおこないま...