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発展講義3・短期研修4(文化史・国内)事前学習会 「伊勢神宮・斎宮をめぐる旅」 

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 文化史学科研究室です。 前期最終日の7月30日(水)、発展講義3・短期研修4(文化史・国内)の事前学習会が一日がかりで開催されました。 今年の行先は三重県伊勢市。伊勢神宮、式年遷宮記念せんぐう館、斎宮歴史博物館、斎宮跡、神道博物館、神宮徴古館を訪れる予定です。 午前中は中野渡俊治先生(日本史)による伊勢神宮の歴史的経緯と斎宮についての講義が開催されました。 カムチャッカ半島での地震の影響で電車が運転見合わせになってしまうというハプニングもありましたが、事前学習会は定刻通りにスタートしました。 講義中の中野渡先生 午後は福留真紀先生(日本史)による「伊勢神宮に向かう人びと」の講義とグループワークがおこなわれました。 福留先生による講義が始まります! グループワークでは、 今回の発表や自分自身の興味関心をもとに、伊勢で見てみたいもの・体験したいことをまとめる(10分) 伊勢で見てみたいもの・体験したいことの情報を、自分で調べてまとめよう(45分) 共有タイム:教室の中を自由に動き、3人から「何を見たいか」「何を調べたいか」を聞いてみる(20分) という作業をおこないました。 引率の中野渡先生、坂田奈々絵先生(聖書学)から日程、注意事項等の説明もありました。 9月下旬の出発ということで、台風が心配ではありますが、お天気に恵まれて、素敵な旅になるようお祈りしています! 次回は現地での様子をお届けいたします! お楽しみに。 グループワーク中の様子

文化史学科研究室 夏休みの開室について

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 文化史学科研究室です。 大学は7月31日(木)から9月26日(金)まで夏期休暇となります。 文化史学科研究室も夏休みをいただきます。 現在確定している文化史学科研究室の開室予定表を作成いたしました。 研究室にご用の際は、助手在室時間をご確認いただければと思います。 なお、緊急で休みをいただくこともあります。もし、皆さんがいらしてくださった際に閉室となってしまったら、すみません。(助手不在日の追加分は随時更新していきます!) それでは、良い夏期休暇をお過ごしください!! 追加の助手不在日:  8月20日(水) 12:00~16:30  8月22日(金)9:30~13:00

文化史学特別演習・短期研修3 南ドイツ研修旅行事前学習会④

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 文化史学科研究室です。 7月10日(木)、文化史学特別演習・短期研修3(文化史・国外)の事前学習会が開催されました。 第4回目は特別ゲストのシュレヒト先生による「かんたんドイツ語講座」です。 ネイティブの発音に耳を傾けつつ、実際にドイツ滞在中に使えるドイツ語を学びました。 シュレヒト先生によるドイツ語講座 今回も講義を担当された先生からコメントをいただきました! *** かんたんドイツ語講座!   第4回の事前学習会では、ドイツ人講師を招いて、生のドイツ語に触れてみました。英語と似ている、というところがポイントです。実際には英語を話せるドイツ人は多いのですが、ちょっとした挨拶やお願い、お礼などをドイツ語でできるようになると、旅の楽しみが増えます。 授業で配布したミニ教本は、旅行の際に役立ちますので、是非持参してくださいね。 とりあえず ダンケ!(ありがとう!) ビッテ!(お願いします!) の二つは覚えておきましょう。 シュレヒト先生作 ドイツ語ミニ・シート 旅行会社の人からは聞けない旅の心得!   後半は「旅行会社の人からは聞けない旅の心得」編でした。9月初めのドイツの気候や、服装での注意点など、旅の準備に活かしてほしい情報をお話ししましたので、役立ててください。 ただし、この度の主たる目的は「ミュンヘンに住むように町を歩く」ですので、あまりガチガチに計画を立てるのではなく、様々な交通機関を使って名所旧跡を訪ねたり、町歩きのついでにお店をのぞいたりして、自分なりの「ミュンヘン」を見つけてもらいたいと思っています。 4回目の事前学習会担当の木川先生 木川先生、シュレヒト先生、ありがとうございました。 文化史学特別演習・短期研修3(文化史:国外)の事前学習会はこれで全て終了です。 次は現地での研修の様子をお届けできればと思っています! お楽しみに。

文化史学特別演習・短期研修3(文化史・国外) 南ドイツ研修旅行事前学習会③

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 文化史学科研究室です。 6月27日(金)、文化史学特別演習・短期研修3(文化史・国外)の事前学習会が開催されました。 第3回目は「日本とドイツ ―五大陸博物館のシーボルト・コレクションを中心に―」と題し、佐々木守俊先生(日本美術史)による講義がおこなわれました。 今回も講義を担当された先生に質問をしてみました! 佐々木先生、よろしくお願いいたします。 *** 本日の講義の内容を教えてください!   江戸時代から明治時代の日独関係について簡単に眺めたのち、シーボルトの事績を紹介し、ミュンヘン五大陸博物館に収蔵されているシーボルト・コレクションを調査した経験にもとづき講義をおこないました。 残念ながら五大陸博物館のシーボルト・コレクションは展示には出ていないようですが、江戸時代の文物が大切にされている場所という、ミュンヘンの性格の一端を説明しました。 講義中の佐々木先生 研修旅行に参加する学生さんに、「こんな視点からそれぞれの見学地を見学して欲しい!」というポイントを教えてください!   知らないものを見る興奮と感動を味わってほしいと思います。 人はどうしても、自分の知っていることしか大事にできない性質を持っていますが、そうしているうちに自分の世界はどんどん狭くなってゆきます。 海外研修は目からうろこを落とすには絶好のチャンスです。 あと、ドイツでしか食べられないものを、ぜひ食べてみて下さい。 佐々木先生、ありがとうございました。 第4回事前学習会は研修旅行を引率される木川弘美先生(西洋美術史)が担当されます。 ドイツ語講座もあるとか、ないとか…。

文化史学特別演習・短期研修3 南ドイツ研修旅行事前学習会②

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 文化史学科研究室です。 5月29日(木)に続き、6月12日(木)にも研修旅行の事前学習会が開催されました。 第2回目は鈴木崇夫先生(西洋思想史)による「ナチズムとその思想」についての講義でした。 2025年度の海外研修旅行「ミュンヘン満喫!南ドイツの歴史と文化を巡る旅」に向けて、ナチズムの歴史を振り返り、研修旅行の見学地でどのような視点を持つべきかを提案してくださいました。 事前学習会の様子 今回も講義を担当された先生に質問をしてみました! 鈴木先生、よろしくお願いいたします。 *** 本日の講義「ナチズムとその思想」の内容を教えてください!   ナチズムは、ヒトラーを中心にアーリア人種の優越を掲げ、ユダヤ人や少数派を迫害した全体主義の思想です。政治だけでなく、教育、芸術、医療にまで影響を及ぼし、恐怖政治やプロパガンダで社会を支配しました。特に、1933年に設立されたダッハウ強制収容所は、ナチスの非人道的な迫害を象徴する場所で、数万人が過酷な労働や虐待に苦しみました。この講義では、ナチズムがどのように人々の自由と尊厳を奪ったのか、そして私たちがその歴史から何を学ぶべきかを考えました。 ダッハウ強制収容所について語る鈴木先生 研修旅行に参加する学生さんに、「こんな視点からそれぞれの見学地を見学して欲しい!」というポイントを教えてください!   見学地での視点:過去から未来への学び 研修旅行では、単に歴史を「見る」だけでなく、「もし自分がその時代に生きていたら、どんな選択をしていたか」を考えてみてください。ナチズムの抑圧と向き合った人々の勇気や、自由と文化の大切さを、南ドイツの歴史的な場所で体感してほしいと思います。 学生さんにぜひ見てもらいたい見学地はどこですか?   研修旅行では、単に歴史を「見る」だけでなく、「もし自分がその時代に生きていたら、どんな選択をしていたか」を考えてみてください。ナチズムの抑圧と向き合った人々の勇気や、自由と文化の大切さを、南ドイツの歴史的な場所で体感してほしいと思います。 1.ダッハウ強制収容所 ナチズムの残虐性を体現する場所。 収容所の展示や記念碑を通じて、犠牲者の声に耳を傾け、人権の大切さを考えてみてください。 2.白バラ記念室(ミュンヘン大学構内) ナチスに非暴力で抵抗した学生グループ「白バ...

卒論Word講座が開催されました!

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 文化史学科研究室です。 文化史学科では4年間の学びの集大成として、卒業論文を執筆します。 卒業論文は体裁が決まっているため、毎年「卒論Word講座」が4年生向けに開催されます。 大井知範先生ゼミ(西洋史)では大学院生による「卒論Word講座」が開催されました。 実は、大井先生のゼミでは3年生の終わりに1万字論文を執筆しています。学生たちはその1万字論文を膨らませながら卒業論文を作成します。 卒論Word講座ではその1万字論文をもとに、Wordの設定をおこないました。 表紙の作り方 目次を自動で設定する方法 ページ番号の入力 文末脚注の挿入方法 など、その内容は多岐に渡ります。 学生たちは大学院生の説明を熱心に聞きつつ、自身の論文の形を整えていました。 Wordの設定ができたら、あとは論文を執筆するだけですね! 頑張ってくださいね!!! 本館020教室で開催された卒論Word講座の様子

文化史学特別演習・短期研修3 南ドイツ研修旅行事前学習会

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 文化史学科研究室です。 毎年夏に開催される「海外研修旅行」、今年度から文学部文化史学科と総合文化学部の合同授業となりました。 そんな記念すべき回の行先は南ドイツ!! ミュンヘンに滞在しバイエルン州を巡る、南ドイツの歴史と文化を体験する旅です。 バイエルン国王ヴィッテルスバッハ家の栄華:ノイシュバンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城、リンダ―ホーフ城 バイエルン国王ゆかりの礼拝堂アルトエッティング ダッハウ強制収容所跡 をはじめ、様々な場所を訪れる予定です。 海外研修旅行は観光旅行ではないため、学内での事前学習会も開催されます。 5月29日(木)には「バイエルン国王ルートヴィヒ2世」と題し、大井知範先生(西洋史)による第1回事前学習会が開催されました。 事前学習会の様子 講義を担当された大井先生に質問をしてみました! *** 本日の講義の内容を教えてください!   19世紀のバイエルン国王ルートヴィヒ2世の生涯についてお話しました。彼が築城したノイシュバンシュタイン城を見学するうえで事前に知っておいた方がいい史実やおすすめの映画などを紹介しました。あわせてバイエルン王家のレジデンツ(王宮)、ニンフェンブルク宮殿の見どころもスライドで案内しました。 講義中の大井先生 研修旅行に参加する学生さんに、「こんな視点からそれぞれの見学地を見学して欲しい!」というポイントを教えてください!   まずは五感で味わいつくしてきてください。感じたことをすぐにメモして後で振り返ることができるようにしましょう。写真を撮りまくることだけで満足しないように! 先生おススメの見学地はどこですか?   エリザベート好きな人はエリザベートの生誕地をぜひ。ミュンヘン中心部のレジデンツ近くにあります。 大井先生、ありがとうございました。 第2回事前学習会は鈴木崇夫先生(西洋思想史)が担当されます。 ミュンヘン市内の名所旧跡を巡る時のミッションについて 木川先生が説明中 ★5つが最高難度!とのことです