投稿

清泉祭に文化史学会と文化史学特別演習が参加しました

イメージ
文化史学科研究室です。 11月2日(土)、3日(日)の二日間、大学では清泉祭(学園祭)が開催されました。 文化史学科からは文化史学会と文化史学特別演習(ベトナム・カンボジア研修旅行)が参加しました。 文化史学会 12月に開催予定の講演会「浮世絵×妖怪×刀剣」にちなんだ展示、からあげ&焼きおにぎりの販売をおこないました。 講演会の展示を見てくださった方からは「一般の人も参加できるのか?」と質問もありました。講演会はどなたでも参加できますので、ぜひ、いらしてください! お待ちしています! また、授業の紹介として「発展講義3 函館・松前町フィールドワーク」「西洋美術史演習 桑名の旅」の展示もおこないました。 「発展講義3」では報告書を作成し、自由に読んでいただけるようにしました。 「桑名の旅」は学生がポスターを作成し、桑名市の魅力を紹介しました。 講演会テーマの浮世絵について発表しました    左:西洋美術史演習 桑名の旅  右:発展講義3 函館・松前町フィールドワーク 文化史学特別演習ーベトナム・カンボジアの歴史と文化を巡る旅― 夏季休暇期間中におこなった海外研修旅行の発表展示をおこないました。 入り口ではアンコール・トムの巨大な顔が来場者の皆さんをお出迎え! 教室に一歩足を踏み入れると、各グループことに作成したポスターや現地で購入した品物を展示、そしてベトナム・カンボジアの雰囲気が味わえるランタンが飾られていました。 教室前方には旅の映像を楽しめるコーナーも! フォトスポットとしてホイアンのランタンも登場しました。こちらではたくさんの方が記念撮影をされていたようです。 ベトナム・カンボジア研修旅行の展示 フォトスポット! 次はどこ行きたい? 教室の出入り口付近に設置された世界地図と日本地図。 これまでの研修旅行、発展講義で訪れた場所に飛行機マークが付けられています。 そして、「次はどこ行きたい?」 これから皆さんが行ってみたい国や県にシールを貼っていただきました。 どこの国、県が一番行ってみたい場所になったのでしょうか。 結果が楽しみですね!  左:行ってみたい国・県にシールが貼られた地図  右:大井先生(西洋史)

「浮世絵×妖怪×刀剣」 文化史学科・秋の講演会!

イメージ
文化史学科研究室です。 今年も文化史学会・文化史学科共催講演会を開催いたします。 太田記念美術館主席学芸員の日野原健司氏をお招きいたしまして、「浮世絵×妖怪×刀剣」と題し、ご講演いただくこととなりました。 どなたでも入場できますので、ふるってご参加ください。受験生の皆様もぜひ! 浮世絵×妖怪×刀剣 講師:日野原健司氏(太田記念美術館主席学芸員) 日時:2024年12月5日(木)15時35分~17時20分(4限) 会場:清泉女子大学 2号館4階 240教室 参加費:無料(申し込み不要)     *当日は門衛所にてお名前等をご記帳いただきます。 問い合わせ先:清泉女子大学 文化史学科研究室 03-3447-5551(代)

木川弘美先生(西洋美術史)と行く! 桑名の旅

イメージ
 文化史学科研究室です。 西洋美術史演習2a(木川弘美先生ゼミ)では、2024年9月15日〜16日に、本学と提携を結んでいる三重県桑名市を訪問しました。 木川先生より報告が届きましたのでご紹介いたします! 9月15日   なばなの里を訪問しました。「なばなの里:里の夏あかり」というイルミネーションイベントが行われていて、国内最大級のベゴニアガーデンをはじめ、様々なライトアップを楽しみました。 9月16日   午前中に桑名市博物館を訪問しました。学芸員の方々から作品の解説を伺ったり、桑名市に関するクイズなどにもチャレンジしました。このクイズが実はあとで見学する六華苑(旧諸戸邸)で活かされることになりました。 六華苑は清泉女子大学の本館である旧島津邸と同様にジョサイア・コンドルが設計した建物です。最初から洋館と和館がつながっている形で作られた、珍しい建築物です。建物や諸戸氏についての説明をしていただいたのち、普段は非公開の塔や、隠し階段なども見せていただきました。入口のロビーなどは清泉の本館と類似するところも多く、学生たちは「懐かしい感じがする」と親近感を覚えていたようです。バルコニーなども共通するところが多々ありました。 和館・庭園なども時間をかけてたっぷり見学させていただき、学生たちは充実した時を過ごせたのではないかと思います。 残暑厳しい中での見学でしたが、1泊2日の桑名の旅をゼミ生と共に満喫しました。今後もこの提携を活かし、多くの学生に訪れてもらいたいと思っています。

文化史学科研究室 夏期休暇期間中の開室について

イメージ
 文化史学科研究室です。 大学は7月25日(木)から9月27日(金)まで夏期休暇となります。 文化史学科研究室も夏休みをいただきます。 現在確定している文化史学科研究室の開室予定表を作成いたしました。 研究室にご用の際は、助手在室時間をご確認いただければと思います。 なお、緊急で休みをいただくこともあります。もし、皆さんがいらしてくださった際に閉室となってしまったら、すみません。(助手不在日の追加分は随時更新していきます!) それでは、良い夏期休暇をお過ごしください!! 助手不在時間のお知らせ:9月18 日(水)15:00~16:30

ポスター発表! 文化史学特別演習ーベトナムとカンボジアの歴史と文化を巡る旅ー事前学習会③

イメージ
 文化史学科研究室です。 7月22日(月)、文化史学特別演習―ベトナムとカンボジアの歴史と文化を巡る旅―の事前学習会がおこなわれました。 今回の事前学習会は参加学生によるポスター発表! 教室の黒板やホワイトボードには、学生さんたちが作成したA1サイズのポスターが貼られ、賑やかに発表がスタートしました。 ポスター発表の様子 学生さんたちがベトナムとカンボジアで見学したい場所や、興味をもったテーマは多岐に渡っていました。 ベトナム戦争、日本とホイアンの関係、ドイモイ政策などの歴史 アンコールワット、文廟、コロニアル文化などの建造物 水上人形劇、アオザイ、伝統工芸、陶芸などの芸術文化 緑豆のお菓子、ベトナムコーヒー、大衆食堂「コンビンザン」などの食文化 言語、気候、宗教、民族、思想など ポスター発表を通じて、さらにベトナム、カンボジアについての知識を得ることができたのではないでしょうか。 現地での研修が楽しみですね! 発表の最後にはどの発表・ポスターが良かったか、投票がおこなわれました。 グループぞれぞれの優秀ポスターが選ばれました! 優秀ポスターに選ばれた学生さんたち 賑やかで楽しい雰囲気の中、発表が行われました!

アンコール遺跡について学ぼう! 文化史学特別演習ーベトナムとカンボジアの歴史と文化を巡る旅―事前学習会②

イメージ
 文化史学科研究室です。 7月13日(土)、大学の410教室では上智大学総合グローバル学部・総合グローバル学科教授 丸井雅子氏による講演「アンコール遺跡からみる歴史・文化・地域社会」とシンポジウムが開催されました。 今回、文化史学特別演習で訪れるカンボジアではアンコールワットをはじめとしたアンコール遺跡を見学します。この講演会はカンボジアについて学ぶ事前学習の一環として広く学内の方へ公開されました。 講演会前半はカンボジアの歴史について アンコール時代からカンボジア王国復興までの歴史、ヒンドゥー教から上座仏教への移り変わり、森本右近太夫一房や祇園精舎、古美術品交換等、日本との関係について学びました。 後半はアンコール遺跡について アンコール遺跡が立つ地域の自然環境やクメール建築の変遷について学んだ後、丸井先生が関わっているバンテアイ・クデイでの発掘調査研究についてたくさんの写真と共に紹介いただきました。 丸井先生による講演がスタート! シンポジウム 丸井先生、桃井先生(西洋史)、石野先生(東洋史)と講演会に参加した文化史学科の学生さん2名の計5名で討論会をおこないました。 会場の学生さんからも質問を集め、丸井先生にお答えいただきました。 ベトナム、カンボジアを見学する際の服装といった旅行に関わることから、アンコール遺跡から出土した仏像の首がはねられている理由、アンコールワットがピラミッド型になった理由等より専門的な質問も飛び交いました。 先生がなぜ今の研究対象を選んだのか、その理由についても知りたいという学生さんもいたようです。 シンポジウムの様子 学生さんから感想も届いていますのでご紹介いたします! 私達日本人はなんとなく、遺跡というと過去のものという印象が強かったので、遺跡と人という観点での研究はとても面白いと思いました。遺跡はただそこにあるのではなく、内戦時は避難場所としても使われるというのも驚きました。どの地域でも起こりうる事象だと思いますが、日本人が同じような環境に陥ったとき、法隆寺などで当たり前に日常生活を送れるだろうか…と思うと無理だろうな……と感じました。(文化史学科4年) 私自身、カンボジアのことに関してほとんど何も知らなかったので、とても勉強になりました。その中でも、カンボジアに日本町があったことや日本とカンボ

夏のオープンキャンパス!「カワイイ魔物と哲学者」

イメージ
 文化史学科研究室です。 7月21日(日)、夏のオープンキャンパスが開催されました。 学び体験プログラムでは「カワイイ魔物と哲学者」と題し、木川弘美先生(西洋美術史)と鈴木崇夫先生(哲学)が模擬授業をおこないました。 木川先生の模擬授業ではドラゴン(竜)、悪魔、蛇などが描かれた作品を元に「カワイイ」について考えました。 木川先生の模擬授業 鈴木先生の模擬授業ではショーペンハウアーに焦点を当てて、「カワイイ」について学びました。授業冒頭では、7枚の写真からどれが「カワイイ」か、と人気投票もおこなわれました。 鈴木先生の模擬授業 模擬授業に続き、大井知範先生(西洋史)による文化史領域に関する説明「文化史領域ってどんなところ?~入学後の学びはこんな感じ!~」がおこなわれました。 文化史学科は2025年度から「総合文化学部 文化史領域」へと進化します。 これまで以上に様々な視点から文化史について学ぶことができるようになります!!その思いを熱く語ってくださいました。 文化史領域について説明する大井先生 その後、佐々木守俊先生(日本美術史)の司会進行で木川先生、鈴木先生による「カワイイ」に関する真剣トークが繰り広げられました。 「かわいい」「カワイイ」「可愛い」同じ言葉ですが、表記によって感じるイメージは異なるようです。皆さんはどのような印象を抱きますか? 皆様からの質問・コメントに答える先生方 最後は在学生による学び紹介です。 どのようなことを学んでいるのか? 学生生活で力を入れていること 清泉女子大学を選んだ理由 などについて4名の在学生のフリートークがおこなわれました。 途中、会場の皆様から拍手をいただく場面もありました! 在学生たちの生の声を聴くことができました! 「文化史領域」について少しでも興味を持ってくだされば嬉しく思います。 総合文化学科・文化史領域へ進化します!! 「文化史」の学びをさらに一段とアップグレード!      ①  地域や時代の垣根を越えた歴史の探求      ②  文学分野も好きなだけ学べる!      ③  英語圏・スペイン語圏の歴史と文化を増強!      ④  アクティブな学びをさらに一層拡充!