芸術の秋・博物館、美術館へ
文化史学科研究室です。 先日、ミュージアム見学ツアーの第2弾が開催されましたので、ご報告いたします。 なんと、今回は学生さんからの発案で企画された【石野先生と巡る!東京国立博物館 東洋館見学ツアー】です! 大学内に掲示したポスターを見て集まってくださった約20名の学生さんと、福留真紀先生にもご参加いただき、東京国立博物館の東洋館を訪れました。 上野公園内にある東京国立博物館では時期ごとに様々な企画展も行われており、本館や平成館を訪れたことがあるという方も多いと思います。 その中で、東洋館は、「東洋美術をめぐる旅」をテーマに、朝鮮半島からエジプトまで、アジア各地の美術工芸品や考古遺物を展示している博物館です。 どのようなツアーだったのでしょうか?企画をしてくれた2名の学生さんにインタビューしました。 ①今回の見学ツアーを企画したきっかけや理由を教えてください。 昨年度の文化史学特別演習で石野先生とご一緒した際、先生が博物館の展示や建築物について丁寧に解説してくださり、一緒に考える時間がとても面白く印象に残ったことがきっかけです。 今回のツアーで訪れた東博東洋館は、以前個人的に見学した際に展示されている作品がどのような背景で作られ、使われてきたのかがわからず、興味はありつつも十分に楽しめなかったことがあります。また何人かの友人に東洋館について聞いてみても、実際に展示を見たけれど、よくわからなかったという意見や、行ったことがないという声もあり、訪れるきっかけになれば良いなと思いました。 こうしたことから、石野先生と一緒に東博をまわることで、展示や作品の背景を学び、博物館をより楽しむことができるのではないかと考え、このツアーを企画しました。 なかなか行くことがなかった東洋館について石野先生と一緒に行きたいと思ったことがきっかけです。 たしかに、印象的な外観の東京国立博物館本館や、企画展が催される平成館を訪れたことはあっても、東洋館って?どの建物だったかな?何が展示されているのかな?という感じで、見学したことが無い方も多いかもしれません。 清泉女子大学ではキャンパスメンバーズに加盟しており、学生証を提示すれば東京...