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発展講義3・短期研修4 「伊勢神宮・斎宮をめぐる旅」

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 文化史学科研究室です。 夏期休暇中に「伊勢神宮・斎宮をめぐる旅」が開催されました! 科目名:発展講義3・短期研修4(文化史・国内) 行 先:三重県伊勢市 日 程:2025年9月23日(火)~25日(木) 同行教員:中野渡俊治先生(日本史)、坂田奈々絵先生(聖書学) 参加学生:26名 9月23日(火) 13時に宿泊先ホテルロビーに集合し、豊受大神宮(外宮)を拝観、式年遷宮記念せんぐう館を見学しました。 外宮の鳥居をくぐると、空気が変わった気がしました。自然と背が正される…そんな感覚になりました。 せんぐう館は2012年に創設された新しい施設です。展示、映像展示から遷宮の全容がわかる博物館です。 豊受大神宮(外宮) 9月24日(水)   この日は一日博物館めぐりです。 午前中は斎宮歴史博物館を見学。近鉄伊勢市駅から乗った電車が海の中!を模した電車で、ちょっとだけテンションが上がりました。 車内に1匹だけいるフグを見つけることができると福が訪れるそうです! 斎宮駅を降りると目の前には斎宮跡が広がります。中野渡先生の解説を聞きつつ、復元された古代伊勢道を通り博物館へと向かいます。 博物館では学芸員の松田茜さんの解説を聞き、斎王に関する映像展示を全員で見ました。その後、各自、自由に見学となりました。土器を古い順に並べ替える展示では中野渡先生が全問正解されたとか…。 斎宮博物館 伊勢市駅へ戻り、ランチタイムです。数名の学生さんと一緒に伊勢うどんをいただきました! 午後は皇學館大學佐川記念神道博物館と神宮徴古館・神宮農業館を見学しました。 神道博物館では佐野真人准教授の解説で館内を見学しました。神饌の展示が興味深く、器に盛られた切り身の魚を見分けるために魚の鰭を刺したことが「刺身」の語源になっていると知り、驚きました。 神宮徴古館と神宮農業館は神道博物館と道路を挟んで反対側にあります。坂道を登っていくと洋風の建物が見えてきます。こちらが神宮徴古館です。伊勢神宮の歴史と文化を知ることができます。 皇學館大學佐川記念神道博物館 神宮徴古館と神宮農業館 見学を終えた一行は夜ご飯を食べに伊勢の街へと出かけていきました。 9月25日(木)   伊勢研修もあっという間に最終日です。朝から皇大神宮(内宮...

文化史学会・文化史学科共催講演会 「ギリシア神話における女性的なるものー女神、ニンフ、人間、そして怪物ー」開催報告

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 文化史学科研究室です。 10月9日(木)、文化史学会・文化史学科共催講演会が開催されました。 今年は「ギリシア神話における女性的なるものー女神、ニンフ、人間、そして怪物ー」と題し、和光大学名誉教授 松村一男氏にご講演いただきました。 会場となった240教室には在学生、卒業生、教職員、一般の方を含め100名を超える方が集まり、先生の講演に耳を傾けていました。 講演中の松村先生 講演では、神話に「世界の創造」「完成」「維持」の三段階があると想定、ギリシア神話における女性的な存在を体系化し、お話いただきました。「神話」とは、現実と違う仮構の物語であることなど、現代におけるギリシア神話の受容のされ方等、先生のご考察は大変興味深く、勉強になりました。 質疑応答の時間にはたくさんの質問が寄せられ、あっという間に時間は過ぎていきました。 講演会終了後は会場を本館2階022教室に移し、茶話会が開催されました。和やかな雰囲気の中、集まった方々とギリシア神話について意見交換をおこないました。松村先生からはギリシア神話の女神研究をするに至った経緯などを伺いました。こちらもたくさんの学生さんが参加し、松村先生を囲んで充実した時間を過ごすことができました。 講演会に参加された方々に質問をしてみました! 「印象に残った女神、ニンフ、人間、怪物は誰ですか?その理由も教えてください」 パンドラ    「パンドラの箱」という言葉を聞いたことがあったので、パンドラって何だろう…と思っていました。そのパンドラの話がとても印象に残りました。 「すべての神々からの贈り物」であり、最初の所税であるところが印象に残りました。大学ではキリスト教の創世記に登場するエヴァが人類最初の女性としてよく名前が挙げられているので新鮮でした。神々からの贈りものであるパンドラがとても美しい存在だったから、男は女に夢中になるものなのだという説明が面白いと思いました。 ヘレネ(人間) トロイアの王子であるパリスがスパルタの王女ヘレネを連れ去ったことがトロイア戦争の原因となりました。ヘレネが最高神ゼウスの娘だったことは知らなかったので、印象に残りました。 西洋史概説でトロイア戦争の話を聞いていて、講演会前から知っていて、より理解ができたから! ヘスティア 「...